出演
ブロードキャスト!! 房野
イシバシハザマ ハザマ
ゲスト
それいけ斉藤くん
神保町花月での、イシバシハザマ硲さんと、
ブロードキャスト!!房野さんのトークライブ。
このライブ、いつもは夜にやっていて、時間的に無理なので、見に行きたいと思ってたけどあきらめてた。
それを昼間に見られると知って、すぐにチケット買おうと決めて。
イシバシハザマとブロードキャスト!!って、仲がいいんですよ。
硲さんと房野さん、石橋さんと吉村さん、それぞれでライブを定期的にやってますし。
開演時間になると、舞台だけじゃなく、客席も明るいままスタート。
神保町花月は、いつも暗くなった客席で見ているので、なんだか安心感が。
舞台には、後ろにちょっとよごれた白い壁とドアのセットが。
真ん中にテーブルがあって、500ミリリットルの水のペットボトルがふたつ。
テーブルをはさんで、左に房野さん、右に硲さんが立って、トーク開始。
今回、二人が着ていたものをメモしてない。
ただ、房野さんが青、
硲さんは赤、というのはおぼえてます。
房野さんがくすんだ水色のシャツ、
硲さんがよく見るとタイルみたいに
動物のシルエットが模様になってるのと、
黒いのが互い違いになってるデザイン、というのは思いだしました。
房野さんが青で硲さんが赤、というのは、あとでちょっと話に出てきます。
・ほかの人の3倍のスピードで天罰が
硲「僕ね、人としてやってはいけないことをすると、
ほかのひとの3倍のスピードでバチが当たるんですよ」
と、冗談のような話ですが、これが本当で。
硲さん、神社の神様を信用してない。
だから、ちゃんとお願いしないし、お参りの礼儀も気にしない。
一方、そういうのはちゃんとやる房野さん。
硲「房兄、房兄」
と、つっついてたら、
硲さんに向かってこぶしを振り上げ、急に殴りかかるまねを。
びっくりする硲さん。
その後、
硲「インフルエンザになりましたよ」
ほかにも。
ゆったり感江崎さんと中村さんと、
かしま神社(漢字を間違える可能性もあるので、ひらがなです)に行ったときのこと。
また、テキトーにお参りしたら。
帰りに、口のなかに虫が入ってきた。
さっそく小さいバチが。
硲さんは唾を吐く癖があるそうで、ついぺって出してしまい、
それを見ていた江崎さんと中村さんがどん引き。
それから、海鮮丼を食べて。
お茶を飲もうと、お店の人を呼んだら、おばあさんが来て、急須を持ってきた。
低いところからそそげばいいのに、おばあさんの持つ急須の位置が、明らかに高い。
で、高いところからそそいだので、硲さんの腕にかかってしまい
「あちあちあちっ!」ってなった。
位置が高い、と注意したのに、また高いところからそそがれて、またかかった。
でも、江崎さんはちゃんとお参りしてるのに、
硲「江崎もそうなった」
房野「それは、江崎がそういう星のもとに生まれてるからだよ」 笑
・窓を開けると、子供の元気すぎる声
引っ越した硲さん。
目の前が幼稚園なんだそうで、子供の声がすごい聞こえてくる。
そのせいで、寝不足になった。
これがこのまま続くとちょっと・・・。
硲「もう引っ越そうかな・・・」
房野「(その子供の声が)全部おっさんだったら?」
おっさんの声で再現する硲さん。
座席が前のほうだったこともあって、硲さんの顔を見たんですけど、
そういえば、ちょっと顔色がくすんでるような・・・。
と、思ったんですけど、気のせい?
「子供は意味もなく、奇声を発する」という意見が二人で一致。
硲「いま何分ぐらい経ちました?」
房野「(腕時計見て)25分」
ゲストは、
房野「硲が好きな芸人を呼ぶ」
そうで。(毎回ゲストがいるわけではない)
1回目はレイザーラモンHGさん、
2回目はムーディー勝山さん、3回目は犬の心押見さん。
斎藤さん、と聞いて、
ジャングルポケット? と思ってたら、出てきたのは違う人。
それいけ斎藤くん。
黄色いタンクトップに、黒のラメが入った蝶ネクタイ。
あ、名前、硲さんのツイッターで見たことある。
ブロードキャストに!マークが二つつく前、
名古屋時代のブロードキャストを知っている芸人さん。
斉藤「名古屋裏切って来たよー!」
当時、名古屋でいっしょに出演していた芸人さんは、
斉藤「全員やめた」
そうで。
斉藤「バツイチ」
なんだけど、
斉藤「楽しい思い出をもらったから、マルイチ」
いまの斎藤さんは、というと、
斉藤「お酒と手を結んだんだよ」
というほど、お酒飲んでしまい、太ったんだそうです。
(止める人がいないからね・・・)
東京には出ないって言ってたのに、なんで? と
硲さんに聞かれると、
お酒飲んで、5連休で、「あっ、このままだとダメだ」と思ったから。
斎藤さんは、硲さんのツイッターでよく出てくる名前で、
名前だけ知っていたんですが、舞台で見るのはこれがはじめて。
第一印象は、「ああ、陽気な人だなー」。
文章にすると、なんだかバカにしてるような
言い方みたいになっちゃったけど、ほめ言葉ですよ。私なりの。
東京での初仕事が、これ。
斎藤さんがこっちに来て、
初めてライブで共演した人が、硲さんと房野さんになったってことです。
でも、まだ東京所属になっていなくて、
名古屋では4月7日にラストライブをやったので
斎藤「無所属だよ」
硲「まさかのフリー。笑」
東京に引っ越すとき、斎藤さんは三軒茶屋にしようと
していたけど、それを知った硲さんに
硲「三茶は良くない」
と、なんの根拠もない情報を信じさせ、
斉藤さんを武蔵小山に済ませることに成功。
いま、硲さんの住んでるすぐ横なんだそうで、
斉藤さんの上の階には、山口トンボさんも住んでる。
(ちなみに、この方、この前あったブロードキャスト!! の
単独ライブのVTRに出演されてたはずです。
間違ってないですよね?)
斉藤さんの素をバラす二人。
普段はかなり腰が低い。
サディスティック芸人と名乗っているけど、普段はそうじゃない。
どっちが本当か聞かれて、「舞台」といった斉藤さんに、
それは嘘だと、房野さん攻める攻める。
房野「だったら、ファンの人の前でもそうしろよ。
ファンレターもらったら、びりびりーって」
そんなことしたら、キャラ以前に、ファンがいなくなるよ。
名古屋時代、斎藤さんは同じ劇場に立っていたのに、
房野さんと遊ぶことはあまりなかったそうで。
だったらこのあとは? ということで、
房野「あー、ごめん」
斉藤「ほら、やっぱり!」
房野「夜なら」
そこから、夜に斎藤さんの部屋でたこ焼きパーティーを
する、という話になって、嬉しそうな斎藤さん。
が、
房野「部屋に油ぶちまけて、でっかいたこ焼きつくる」
両手で、大玉転がしで使う大玉ぐらいのサイズをジェスチャー。
斉藤「ぐりとぐらだよ。着てるものもそうだし」
でっかいホットケーキを作る、あの絵本ね。
房野「それならおまえはそのまわりをぐるぐる回って、
バターになって溶けちゃうの」
斉藤「そんな報われないトラになんてなりたくないよ」
ライブ後半は、房野さんと硲さんによる、
斉藤さんのキャラいじりがひたすら続きました。笑
二人が何回も
「今日、嫁は?」と離婚について問いかけ、
それに斎藤さんが答える、というやりとりが。
確か、6回か7回はありました。
しまいには、房野さんが斎藤さんの背中をグーで殴る。
ぼんって痛そうな音が。
硲さんが斉藤さんの水のペットボトルをとって、
その水を斎藤さんの背中にちょっとかける。
また房野さんが斉藤さんの背中をグーで殴る。
と、激しいというか、痛そうないじり方に。
着ている服が、房野さんが青、硲さんが赤、
ゲストの斎藤さんが黄色。
前もってそうすると言っていたかのように、3色に。
おそらく、これは偶然こうなったんでしょうね。
どんな話だったか忘れちゃったんですけど、こんな会話が記憶に残ってます。
斉藤「なんでだろう」
房野「なんでだろう?」
硲「俺ちょうど青着てるから、こうい動き(体をくの字にしてジャンプ!)せな」
すると、エアギターする房野さん。
音楽が流れてきて、そろそろお時間に。
幕が閉じる直前、
房野「あ、そういえば嫁さんは?」
それに斎藤さんが答えようとして、幕が閉じた。
最後までそれですか。
思いだして、感想。
ゲストの斎藤さんは、
「あー、「芸人交換日記」に出てきそうな芸人さんだな」。
(小説読んだ方はわかると思いますけど、甲本タイプね)
あと、斎藤さんの話し方は、
にしおかすみこに似ている、と思います。笑
ちょっと似てるなーとライブ中に思いました。
きっと硲さんに即効でバチを与えているのは、
笑いの神なんじゃないでしょうか。いるのか知らないけど。
それに、硲さん自身、ピュアな人で、
まわりの芸人さんによくいじられる人ですし、
神様が「そういうことするんじゃないぞ」と、即効で戒めるほど、
芸人さんだけじゃなくて、神様からも愛されてるのかもしれません。
もしくは、前世でなにかしたとか。
別に、スピリチュアルなことってそんなに信じてないので、
小説を書くときの延長みたいな、想像ですけど。
房野さん。
爆笑すると、舞台に寝っ転がっておなかおさえて笑うんだよなー。
相方の吉村さんとのトークでも、これやるし。
ああ、「えんじるドキャスト」が昼間にあったらいいのに。
房野さんって、トーク中、本当に心から楽しんでるんだろうな、
っていうのが、表情でわかりますよね。
初観覧だったライブ。また観たい。
でもこれ、夜にやってるライブなんですよねー……。
土曜か日曜の昼過ぎあたりで、またぜひしてほしい。
きっと、見たいと思ってるのは私だけじゃないはず。
だって、今日お客さんいっぱい入ってたし。
硲さんと房野さんが話すのって、兄弟みたいなのかなと思ってました。
見たあと考えたのは、ちょっとそれは違うな、と。
立場とか、年齢も芸歴も違うし、
でもそれで距離があるかっていうと、そうではなく。
先輩と後輩の関係なのに、そう見えなくなってくる、というか。
相手に心をひらいている、っていうのが、見ていてわかる、と言えば伝わりますかね。
「聖☆お兄さん」のブッダとイエスぐらい。
楽しそうに話すお二人の話、また聞きたいです。