3月20日 春夏秋冬 その2 | 想像と好奇心でできている

想像と好奇心でできている

はじめての方は、カテゴリーの「はじめに」をご覧ください。
日々、思ったことを書いてます。
野いちごでは、 『テレビの感想文』ときどき更新。

その1 の続き。


「カウントダウンTV」の、曲紹介のような。

バンドのカオスが「君のため」という曲を紹介して、撮影終了。


楽屋にいるカオス。

衣装と名前が合ってない(つまりみんなバラバラ)。


房野さん→デストロイ(ロングヘアで、デニムのオーバーオール。

歌手のイルカさんみたいな格好)

池谷さん→名前忘れた(顔が白塗り。KISSみたいな、

眼のまわり黒くなってるヘビメタのバンドのような格好)

福田さん→ジェシカ、だったかな?(小豆色のスーツに白いズボン。

演歌歌手みたいな格好)

押見さん→名前忘れた。(Bボーイ。首にゴールドの十字架のネックレス)

伊藤さん→V.J。バンドウジュンの略。笑(裸に白いふんどし姿)


伊藤さんはインパクト大な名前と見た目。笑


取材に来た音楽雑誌の記者の吉村さん。

影響を受けたアーティスト、好きな女の子の部位をたずねる。

伊藤さん、「マイケルジャクソン」。だからV.J。笑

福田さん、好きな女の子の「部位」を、

右手の人差し指と中指で「V」をつくって、

眼の横にやるのとあごの下にやるのとでは、

「こっち(あごの下)」と。

その「V」じゃない。スルーしてメモる吉村さん。


演奏が始まる。楽器の人はエアー。伊藤さんはバチでエアドラム。

は行でしか歌ってない福田さん。

「ぽいぽいぽぽい」「かわうぃーね」と

ラップというより合いの手で、

あやまんJAPANとオリラジ藤森になってる押見さん。


衣装着替え中。

まさか歌うとは思わなかったよ。笑

誰かに「アッコ感がすごい」「永谷園」と言われていた福田さん。

戦隊モノのような衣装を着用。

次はなにやるのかなーと思っていると。

房野「あ、冬だ」→暗転。


ピンクの遺影。

吉村さんレッド。房野さんブルー。福田さんグリーン。池谷さんイエロー。

押見さんだけ、ねずみ色って言われてる。

伊藤さんピンクの母。

両手で顔を隠すようにしていたねずみ色、ピンクが死んだのは自分のせいだ、と言いだす。

ピンクと待ち合わせて、そのあとで事故にあった。だから自分のせいだと。


すると、レッドも話し始めえる。

レッドはピンクとセフレだった。「ラブホテルにいた」と話が生々しい。

ブルー「おまえ、ピンクのセフレだったんだな」

さらに、グリーンも。

レッドに会う前にピンクと会っていて、

ピンクのことを「女王様」とよび、築地で首輪つけられて散歩していた。

ブルー「おまえ、ピンクと主従関係だったんだな」

さらにさらに、イエローも。

レッドとブルーの会う前日に会っていた。

イエローの発言の途中で、BGMが大きくなって声が聞こえなくなる。笑

ブルー「おまえ、なんだったんだよ」


そして、ブルーも言う前にサイレンが。

出動するレッド、ブルー、グリーン、イエロー。

ねずみ色だけその場にひじついて寝そべる。


衣装着替え中。

ブルーはなんだったんだろうな、

ピンクは実はピンク母だったとかね、と談笑。

房野「池谷さん、どこ?」→暗転。


エピローグ

「♪季節のない街に生まれ 風のない丘に育ち……」

と歌っている池谷さん。

喪服を着てる5人。池谷さんだけラフな格好。

最後になんと言っていたか、と訊かれて。

押見「だっふんだ」

押見「子どもを笑わせようとしたんだろう」


房野「池谷さんが楽屋で歌っていた歌、

しょっちゅう聞いていたのでおぼえちゃいましたよ」

でも、押見さんだけはおぼえてなかった。

すると、みんなで歌詞を少しずつ言っていく。

けど、間があいてなくて、スピードが速くて、聞きとれない押見さん。

押見「おぼえたいって言っただろ」

全部言い終わり、おぼえられなかった押見さんを残し去る4人。


舞台に残った、犬の心。

押見「だっふんだ」

と言うと、返事のように

池谷「ひっくし」

押見さん、一瞬、聞こえたような反応をして、舞台から去る。

池谷「安達さん、俺、変態なんですかね」

暗転。エンディングの曲は、ロックバンドな感じの「春夏秋冬」。

(誰の曲かはわからない。これ、知ってる人いたら教えてください)


明るくなって。

エピローグから吉村さんのチャックが

全開になっていたことが、ようやくご本人に伝わる。

これ、けっこう気づいてる人がいたようで。私も気づきました。

でも最後、シリアスなシーンだったし、これを言ったら雰囲気ぶち壊しですから。


池谷さんが最後に言うセリフは毎回変わるそうで、

1回目では「安達、タンドリーチキンおいしかったよ」だったそうです。


前売は完売したそうで。当日券が少し出る、と。

「メッセージ性の強いのが、客席がいくつか空いてるのに、

こういうのは完売するんだね。笑」

と、確か池谷さんが笑いながら言ってました。

「笑いたいんですよみんな」と、吉村さん。

房野さんが、「また見たいという奇特な方は、

明日千秋楽なので・・・」と少し自虐的に宣伝。


終わり、と思ったら、後ろからスポットライトが当たって、

決め顔でポーズをとる6人。

暗転して明転しても、まだ舞台にいる。

「おい、なにしてんねん。はよはけろや」と安達さんの声がして、舞台から去る。


記憶を引き出して書いてるので、ところどころ忘れてますが。

劇っていうよりコントですよね。最初にコントって言ってるし。

2メートルぐらいの段差で上と下に分かれてる白い舞台。

必要な小道具と衣装を自分たちで持ってきて置いて、というシンプルなもの。

転換中に舞台上で着替えるので、次の話の衣装がわかる。

皆さん、感想とかいろいろしゃべりながら着替えてました。


春夏秋冬、は、第1話第2話的な意味で、

内容とは関係ないんだけど、

プロローグとエピローグでは1年たってる

(プロローグ余命1年と言われた池谷さんが、

エピローグで亡くなった状態で出演)。

それに、春は結婚式で、冬がお葬式、というのも、ちょっと関連してるのかも。

でもこれってコントだしし。

安達さんがこのメンバーで、自分の好きなようにコントを書いた、

というのが正しいのかもしれない。


安達さんの演出脚本、

いつか見たいと思ってました。念願かなった。

前売が完売したのも納得。

おもしろかったです。また見たい。