脚本・演出 安達健太郎(カナリア)
出演 犬の心 ブロードキャスト!! LLR
あらすじ
『季節のない街に生まれ 街に生まれ 風のない丘に育ち
夢のない家を出て 愛のない人にあう』 と、
泉谷しげるは歌いましたが、僕たちは…
スクリーンに桜、ひまわり、落ち葉、樹氷、と四季の映像に、
出演者の名前の字幕が。
字幕の文字は、安達さんの直筆と思われる文字。
あらすじと感想です。
(記憶を頼りにして書いてるので、正確ではありません。ご了承ください)
スクリーンに「プロローグ」と安達さん直筆の文字。
「♪季節のない町に生まれ」と歌っている池谷さん。
プロローグ
真ん中に池谷さんが座ってる。
そこに、両サイドからほかの5人が出てくる。待ち合わせしていた様子。
池谷さん、病院に行ったら、余命1年と診断されたと話す。
それを聞いて、動揺したのか感情的になる押見さん。
池谷さん以外の5人は、背中にリュックサック背負っていて、
仕事終わりというより、登山? にでも行くような格好してる。
このあと、会話が少しあって。おぼえてない・・・。
池谷「安達くんのコントがしたい」
房野「わっかりましたー」
全員「(頭を下げて)お願いします」
暗転。
春
暗転中。房野さん、押見さん、福田さんの声で、
映画「卒業」の話をしている。
「元カレが結婚式で花嫁を連れ去るんだよな」
明るくなったとたん、房野さんと押見さんがキスしてる。
舞台の右側で、老人になった吉村さんがベンチに座ってる。
キスが長い。擬音にしたらぶちゅーって感じで。
黒のタキシード着てる房野さん。結婚式から押見さんに連れ去られた。
ここはオランダ。同性結婚ができる。
俺といっしょに、と言う押見さんを拒否する房野さん。
またキスされて上半身脱がされる。
「ピカルの定理」のビバリとルイ状態。笑
それを使い捨てカメラで何枚も撮影する吉村さん。さらにケータイでも撮影。
白いタキシードを着た福田さんが登場。
房野「待ってたんだから(福田さんに抱きつく)」
福田「これ(ピストル)調達してくるのに時間がかかったんだ」
福田さんと房野さんがキス。
いちゃいちゃしてる福田さんと房野さん。
そこに、外国人になった池谷さんと伊藤さんが来て、福田さんと房野さんを見て、
キスして通り過ぎていく。(客席から「きゃー」という声が)
福田さん、押見さんをピストルで撃る。
吉村さんのひざの上に倒れる押見さん。
そのピストルを吉村さんの手に握らせると、福田さん、房野さんと二人で去っていく。
「吉村けんぞう60歳が逮捕されました」というニュースを伝える声が流れて、暗転。
暗転した舞台が薄暗くなって、「着替えまーす」と房野さんの声が。
舞台上で着替え。
短パンをはいていてマラソンランナーのような服。
房野「ホモしかでてこない」
始まっていきなりのキスには面食らったなー。
安達さん、なんて脚本を。笑
房野さんだけが残って、「あ、夏だ」
と言って暗転。
夏
頭が馬になってる4人が上段のいすに座ってる。
客席に背中を向けて中央に座ってる房野さんが下段のいすに座ってる。
左から、伊藤さん、福田さん、吉村さん、押見さん。
福田さんだけ白馬(肌白いから?)。
伊藤さんだけ話せなくて馬の鳴き声。
失格になったのは、頭が馬で
首から下が人間だからなのか、と抗議。
バトンはニンジン。監督が作ってくれたそう。
監督の池谷さんが出てくる。監督は頭がトラ。
房野さんがシャツを脱いで上半身裸に。驚く4人。
「私は乳首が10個ある。ブタの乳首だ」
なんで失格になったか。バトンが規定違反だったから。
セリフだけ聞くと、不良たちが真剣にマラソンしたのに、
まさかの失格で、コーチが講義して、って
青春スポーツ系少年漫画にありそうなシーンなんだけど。
衣装着替え中。
伊藤さんがふんどし姿になると、客席から笑い声が。
房野さんがロングへアのかつらをかぶったとき、
髪の毛が後ろにいた伊藤さんに当たる。
房野「あ、秋だ」→暗転。
その2に続きます。