エヴァ、30周年でリバイバル上映。
内容なら、知っている。ただ、どうやって見たのか、その記憶が定かではない。
うわぁ、もうそんな、30年も経ってんのか……。
リバイバル上映を知って、まず最初に思ったのがこれ。笑
ネタバレしてます。ご了承ください。
この記事のタイトル、正式タイトルを全部入れようとしたら途中で切れたので、やむを得ず一部省略。
(こういうのは最初から最後まで、ちゃんと載せたいタイプ)
見終わって、何十年ぶりにあらためて思ったこと。
エヴァを知ってる人ならわかるけど、エヴァって、いまだによくわかんないところが多いよね。
例えば、テレビ版の旧エヴァの総集編のような映像の合間に入る映像。
まずシンジが体育館のような講堂にいて、そのあと、アスカ、レイ、カヲルが入ってくる。
そして唐突に、楽器の練習が始まる。なんの説明もない。
シンジがレイに話しかけても無言のレイ。それを見てくすくす笑ってるアスカ。
これって、もしエヴァがない世界だったら、ってこと?
なんの説明もないまま、なっがーいエンドロールに流れる「カノン」。
まあ映画館だから、音響効果で音楽はすばらしかったですよ。
そうそう、エヴァって「こう」だった、と思いだす。
そして、「Air/まごころを、君に」の「Air」の一部、少しだけ公開。
精神攻撃をされたり、エヴァを操縦できなくなったりとダメージを負い、さらに加地さんがもうこの世にいないとシンジに知らされ、音だけでシンジをビンタしたとわかるシーンのあと、呆然とした表情のアスカ。
そういえば、映画館で観たな、こっちは。だんだんと記憶がよみがえる。
ベッドに寝ているアスカの肩をつかんで、「起きてよ」と繰り返す、子どもみたいに弱々しいシンジ。
アスカの首のあたりにひとつ、落ちたシンジの涙。
このあと、アスカの胸元が出て、それを見たシンジが、ちょっと言葉にしづらい状況に。
あー、あのとき、アスカ寝てるか、もしくは意識を失っていたと思ってたけど、実はそうじゃなかったとだいぶあとでわかることに。
でも、近くであんなことされたら、もう寝てるふりでもするしかないか……。
その後、自衛隊がネルフに侵入。
ミサトは、加地からたくされたもの(おそらく、ネルフや人類補完計画など、今まで知らされていなかった、スパイの加地が集めたデータ)で真実を知る。
そして始まった、ヒト対ヒト。殺されるネルフの非戦闘員の血、悲鳴。大量の死体。
破壊されるネルフを前に、冷めた目で「みんな人を殺すのに慣れてないもの」と思うミサト。このセリフ……。
プロの人殺しの能力がある黒ずくめの兵士たち相手に、シンジを守るため、ピストル1本で立ち向かい、3人撃ち殺したミサト。
一方、何もかもにやる気を失って、アスカに頼るようなことをつぶやき、「もう死にたい」とまで言ったシンジに、
「あんたまだ生きてるんでしょ。だったらしっかり生きて、それから死になさい」
それでも何もしないシンジを引きずっていくミサト。
そうそう、旧エヴァのシンジは、こんな状況でも無気力で、自分から動こうとはしなかったんだよな。
もしミサトが駆けつけるのがもう少し遅かったら、頭撃たれで亡くなってたよ?
アスカは、弐号機の中にママがいるとわかり、眼が光ってエヴァは覚醒。
アスカが「わかった」という、「A.T.フィールドの意味」。
あれは、心の壁じゃなくて、弐号機でもある母親が自分を守ってくれている、ということ、かな。
「どぉりゃあー!」と、戦艦ぶん投げる。
弐号機を動かせるようになったアスカ、復活。
でも、上空には白い鳥のようなエヴァが現れ、弐号機の上を旋回。
ここで終わる。
これからってときに。すっごい、いいところで終わったー! 笑
タイトルの「シト新生」は、実は人間が18番目の使徒だったこと、使徒が人間と同じような生命体だったこと。
それと、敵として戦う相手が人間で、使徒が新しく生まれたって意味だったのかな。
これも、結局、正解はわからない。
いまだに、YouTubeで検索したら、考察いっぱい出てくるしなぁ。
「Air/まごころを、君に」は、もう、どうなるかは知ってるけど、うん、良かった。あと懐かしかった。