白狼楽曲#番外編「グレイ・ウルフとは誰だ」 | 神代沙織の趣味ブログ

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マツナガ大尉をテーマにしている中で半ばタブーのような話題ですが「グレイ・ウルフ」なる人物を限られた情報から感想を込みで紹介します。

自分でも認めたくないどころか話題にしたくないほどですがここでやりきります。

マツナガ「…それほどまでに相手にしたくないのか。君にしては珍しいが…、それは誰だ?」

 

それではスタートします。

最初に言うとサイト情報で語っているので間違いがあるかもしれませんがご了承下さい。

マツナガ「間違いがあれば指摘して欲しいがそもそも正確性を求めるような人物かは謎だな。」

 

 

 

「GUNDAM EVOLVE../9」という作品にカラバのパイロットとして登場する人物の一人が今回議題にする「グレイ・ウルフ」です。声は中村秀利さんではなくフェデリコと同じ中田譲治さんとなっています。容姿を見る限りマツナガ大尉に似ているので明らかに彼を意識したキャラとなっておりパーソナルエンブレムも「白い狼」です。

マツナガ「ほう。そういう人物なのか。容姿とエンブレムは確かに私らしい。」

 

彼は「Zガンダム3号機グレイ・ゼータ(黄色なのにグレイ)」に搭乗します。

一応グレイのオーダーした色は灰色でしたが発注ミスで黄色になったらしいです。本人もこの色を気に入っていませんし戦場では馬鹿みたいに目立ちます。

マツナガ「戦場でこんな目立つ色にするなど呆れたものだと言いたいが人の事は言えないか。」

 

「イエロー・ゼータ」と呼ばれていましたが本人は敢えて「バスター・ゼータ」と呼んでいます。

百式は金色でしたがこちらは真っ黄色です。カレーかよって感じですねカレー

マツナガ「沙織君、黄色というだけで何でもカレーと言うのは少々安直ではないか…?」

 

 

 

マツナガ大尉といえばドズル派の軍人であり彼の死をサイド3で聞いた時には男泣きしたほど閣下の事を尊敬していました。そうなると彼にとって「閣下の仇」はあのアムロ・レイのはずです。

マツナガ「その通りだ。最早言うまでもない。」

 

しかし、グレイとホワイト・ユニコーン(アムロ)との会話を聞くと「かつて敬愛した上官の仇に対する態度」とはとても思えない上に最終的には彼に後を託して特攻し、戦死するという「グレイ・ウルフ=シン・マツナガ」という前提なら原作レイプそのもののキャラ殺害を「公式が」やらかしましてしまいました。

マツナガ「何だと…?こんな奴が私と言いたいのか…?」

 

そもそもEVOLVEも矛盾した描写がある上にグレイ自身もかなり不評だったので「グレイ・ウルフはマツナガとは断言できない」と多くのサイトで言われていますし虹霓のシン・マツナガなどの大尉が登場した漫画でもグレイの存在はガン無視されています。

マツナガ「当然の結果だな。これが君達の言葉で言う『黒歴史』か…。」

 

 

 

個人的な解釈を言いますが、「元ジオンのエースがガンダムに乗る」というのを1000歩譲って許すとしても「ドズル閣下の仇であるアムロ」とは下手に馴れ合わないで欲しかったです。

何せその「馴れ合い」がマツナガ大尉の閣下への尊敬心を明らかに否定していますし彼の存在意義すらも破壊してしまいます。

マツナガ「存在意義も壊すというのは少し大げさだがあの展開を思い出すと違うとも否定できんな。」

 

「隙あらば殺害を試みる」「遠回しに『早く死んで欲しい』と言う」はやりすぎとしても「馴れ合い」の姿は見たくありません。それなら本当にマツナガ大尉の未来の姿とする必要も意味もありませんし彼を汚さないで下さいと言うしかありません。これでは最早「自分をシン・マツナガだと思いこんでいる一般兵(精神異常者)」にしかなりません。

マツナガ「関わるならそれ相応の関わりをさせろと言いたいのだな。しかし、私として扱う必要どころか意味も無い、というには致命傷になるかもしれん。」

 

もうあいつが「俺はシン・マツナガだ、誰が何を言おうとシン・マツナガなんだ」と言ってもおかしくありません。戦場で内心「テーマパークに来たみたいだぜ」はやりすぎと思いますが。

何せコードネームなんかいくらでも捏造できるのでその気になれば自分も名乗れます。

マツナガ「…それは言い過ぎだ。幾ら何でもこんな事は言わないだろう。」

 

 

レッドゼータに搭乗するはずだった「ジョニー」という人物の扱いも雑ですし、金儲けの為にライデン少佐とマツナガ大尉に余計な設定を追加するなって思います。「ジョニー(EVOLVE)」の代わりとして登場するレッド・スネーク(ユウリ・アジッサ)は女性なので「つまらん客寄せとお前らの性欲解消の為だけにライデン少佐を愚弄したのか」と難癖を付けたくなります。

マツナガ「欲望解消の為だけに、というのは言い過ぎだ。ここまで行くと単なる中傷になるぞ。」

 

自分は当然リアルMSV世代では無い上に愛着だけは玄人級のクソニワカですがこれくらいは言いたかったのでここで言いました。どちらも憧れている人物なので彼ら2人の前だけでも純粋な気持ちでいたいのに余計な設定のせいでその気持ちすらも汚れてしまいます。

マツナガ「『これを出せば売れる』という下心を君は見抜いているのか。確かに経歴は短いがそれだけは褒められるべきだと私は思うぞ。」

 

 

もし世界中で「グレイ・ウルフ=シン・マツナガ」と言われても自分は絶対に認めません。

極端な話、「認めなければ処刑する」と言われても絶対に認めませんし大尉を信じて殉死ができて嬉しいとすら思えます。

ドズル閣下に命を捧げたとまで言う大尉が閣下の仇であるアムロの為に死ぬはずがありませんしそもそも「アムロと一緒にガンダムで出撃する」という光景自体が見ていられないほどおぞましいです。想像するだけで血反吐を吐きそうです。

マツナガ「たかが私の事で死ぬなどという馬鹿な事はして欲しくないが君がここまで言うのであれば説得力はあるだろう。私も君の意見を信じているからな。」

 

なので、この追魔堂でもグレイ・ウルフの存在は今日限りで完全無視します。

グレイ・ゼータのプラモも絶対に購入しませんもう二度とここでは紹介しません。

子供の頃からジオン軍人での初恋だったのにこんな下らない形で嫌いたくなどありませんからね。公式でこの体たらくというのも悪質なので考えれば考えるほどイライラしてしまいます。

マツナガ「君がそう言うのであれば私も奴の存在は無視しよう。例えそれが未来の私だとしてもな。」