【偏平足の人はヘソが固い】 ~筋膜は足裏から首まで続く~ | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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足に悩みがある人って多いですよね。
その中でも偏平足ですが、足裏の運動を行ってもなかなか良くならない方はいませんか?
 
そんな方は、おへその真横をグッと押してみてください。腹筋を押していることになるのですが、他の腹筋の所と比べておへその真横が固いなら、その固さが偏平足の原因かもしれません。
 
ここが固いと、土踏まずを作る足の筋肉を上手く使えていない事がよくあります。
 
まずは、その土踏まずを作る足の筋肉から一緒に見ていきましょう。
 
 
<ふくらはぎの深部にある筋肉が弱い>
 
土踏まずを作る筋肉はいくつかありますが、その中でも重要なものの1つに、後脛骨筋(こうけいこつきん)というふくらはぎの深部にある筋肉があります。
 
この筋肉が働かないと、土踏まずのアーチは潰れてしまいます。
 
おへその真横が固い人は、この足の筋肉を使った動きが出来ないので鍛える事も出来ず、偏平足のままなのです。
 
座ったまま出来ますので、試しにその動きをやってみましょう。
1、片方の足首と指先を下に向ける。
2、下に向けたまま、足首だけでつま先を内側に動かす。これを10回繰り返す。
 
多くの偏平足の方がこの運動が出来ません。出来たとしても指先が上がってしまったり、足首の動きではなく膝や股関節を使って、つま先を内側に動かしています。
 
なぜ、この筋肉は働きにくにのでしょうか?
 
 
<全身につながっている筋膜>
 
この土踏まずを作るための重要な後脛骨筋(こうけいこつきん)は、太ももの内側や体幹の前側を通り、首まで続いています。
 
筋膜で有名なアナトミートレインでいえば、ディープフロントラインです。
 
このラインのどこかが固いと、この土踏まずを作るための筋肉も上手く働かないのです。
 
特に固いのがおへその横です。筋肉で言えば腹直筋という真ん中にある腹筋と、その奥にあるインナーマッスルで有名な大腰筋です。
 
おへその真横が固い人は、試しに次の運動を一緒にやってましょう。
 
事前に、椅子に座ったまま足裏を床につけて、土踏まずに指を入れて今の土踏まずの高さを確認しておきましょう。
 
1、座ったままおへその真横に指を当て、当てた所が膨らむように腹式呼吸を10回ゆっくり丁寧に繰り返す。
2、つま先を内側に動かす運動を10回行う。
 
いかがですか?今度は膝や股関節を使わずに足首から内側に動かせたと思います。
そうしましたら、足を床につけて土踏まずに指を入れて土踏まずの高さを確認してみて下さい。
 
足の内側が少し浮いて、土踏まずが高くなっているかと思います。
 
このように足だけの問題ではなく、全身の筋-筋膜というつながりでみていく必要があります。
 
もっと変化を体感したい方は、もう一つやってみましょう。
 
 
<胸の調整>
 
鎖骨に人差しを当てます。そこから指4本下の所に指を当てて、そこをお腹の方へ押し下げてみて下さい。
 
その後、もう一度つま先を内側に動かす運動を10回行ってみて下さい。
 
いかがですか?更にしっかりと足首から内側に動かせたと思います。
そうしましたら、足を床につけて土踏まずに指を入れて土踏まずの高さを確認してみて下さい。
 
また少し土踏まずが高くなったかと思います。
 
このように、要所要所で固まっている所があると、その固さが他の所に影響してきます。
 
偏平足の人は、この2点が固まりやすいので、時々ほぐしましょう。
 
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