【猿でも分かる解剖学 あごの痛み編】 ~頭痛にも効く10秒調整法~ | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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あごが痛い、噛む時や口を開ける時にゴリッとズレる音がするなどの症状は、皆さん一度は経験があるかと思います。一時的ならまだいいですが、症状が続くと嫌ですよね?
 
あごが痛い場合、多くの人が『これはあごの
関節が悪いに違いない』と思うかと思います。
 
しかし、実は関節には問題がないケースがあります。
 
筋肉の状態が問題で、痛みが出ることもあるということをご存知ですか?
 
そしてそのような場合、頭痛として症状が出る時もあります。
 
歯のかみ合わせなどが原因だと、歯医者さんに診てもらうしかありませんが、筋肉の状態が問題なら自分でも治せそうですよね。
 
今回は、あごの痛みや頭痛を「筋肉の視点」から一緒に見ていきましょう。
 
 
<頭痛やあごが痛い時に関係している筋肉>
 
側頭部にある噛む筋肉です(側頭部の写真で赤い色の筋肉)。
 
この筋肉に固いしこり(トリガーポイント)が出来ると、あたかも頭やあごの関節が痛いかのように感じます。これを関連痛といいます。
 
顎関節症の場合、この筋肉が原因であごの関節が悪いと勘違いしてしまうのです。
 
歯のかみ合わせの調整や関節の治療をしても改善が無い場合、実はその周囲の噛む筋肉が原因だったという事はよくあります。
 
口を開ける際にガクっと引っかかる感じがあったり痛みがある方や頭痛がある方は、側頭部の噛む筋肉を触ってみてください。
そして固い場合は、ほぐしてみて下さい。
 
ほぐす際には、10~30秒間ゆっくり丁寧にほぐして下さい。
 
ほぐして引っかかる感じや痛みが少しでも楽になるなら、筋肉が原因です。
 
なかなかほぐれない、ほぐしても直ぐに元に戻ってしまう方は、一見関係のなさそうな離れた所の筋肉が原因かもしれません。
 
 
<噛む筋肉とつながっている筋肉が固い>
 
噛む筋肉が固まる原因には、以下のようなものがあります。
 
1、噛む筋肉とつながっている筋肉が固い。
2、噛み合わせの問題
3、虫歯の治療の後で、片方で噛むクセがついてしまっている。
 
などがあります。
 
ここでは、1の噛む筋肉とつながっている筋肉を一緒に見ていきましょう。
 
筋肉のつながりで有名なものに、アナトミートレインというものがあります。
 
この中のラテラルラインという筋肉のつながりが、噛む筋肉と関係しています。
 
このラインは、側頭部から身体の脇を通って、足の外側までつながっています。
 
ですので、打撲や捻挫などで足の外側を痛めたことがある方は、このラインの筋肉が固くなっていることがあります。
 
つまり、過去の打撲や捻挫が原因で、噛む筋肉まで固くなってしまう事があるのです。
 
打撲や捻挫をした側の足と、噛む筋肉が固い側が同じなら、是非その固い部分をほぐしてみて下さい。
 
 
<おすすめの運動>
 
固い所をほぐすだけでも効果はありますが、もっと効果を出すためには、弱っている筋肉を使ってあげると固い所がゆるみやすくなります。
 
この身体の外側のラインが固い人は、太ももの裏の筋肉が使えていなかったり、足裏の筋肉が固い方が多いです。
 
〔足の捻挫をした方〕
足裏の筋肉が固い方かったり使えていない方が多いので、以下の動画のポイントを押さえてみてください。
https://youtu.be/jFLP20ivyTw
 
〔ふとももを打撲した方〕
太ももの裏の筋肉が使えていない方が多いので、以下の動画のポイントを押さえてみてください。
https://youtu.be/uldTlcJBXxA
 
ほぐしと合わせてこれらをやると、筋肉由来の頭痛やあごの痛みは楽になります。
 
歯の噛み合わせのチェックなども大事ですが、なかなか歯医者さんに行けない方は、まずは筋肉由来の原因を疑ってみてはいかがですか?🐒
 
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