【あなたがやっている筋トレは効果的?】 ~どんな体勢でもインナーマッスルを優位にする方法~ | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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筋トレをする時、何を大事にしてやっていますか?
1回の回数、休憩時間、どんな道具を使うのかなど、大事な要素は色々ありますが、そのあなたがやっている筋トレは効果的と断言できますか?

もしかしたら、体重をかける位置が悪くて、無駄な筋トレになっているかもしれません。
 
どういうメカニズムなのか、スクワット(膝の屈伸運動)を例に一緒に考えていきましょう。
 
 
<つま先荷重のスクワット>
 
つま先に体重をかけながら、スクワットをおこなうと、膝がつま先より前に出ます。
 
この状態は、足首と膝がかなり曲がっている状態です。
 
足首が曲がっていると、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が働きます。
 
膝が曲がっていると大腿四頭筋の筋肉が働きます。
 
2つともアウターマッスルの筋肉であり、これらの筋肉が優位になっていると、インナーマッスルが働きにくくなります。
 
アウターマッスルが優位だと、
 
・身体の表面の筋肉が発達し、太く見える。
・見た目には筋力が発達しているが、インナーマッスルは使えていないので、パフォーマンスは落ちる。
・身体は固くなりケガをしやすい身体となる。
 
つま先荷重でスクワットを行うと、上記のような状態になってしまいます。

ちなみに、私どもが考えているインナーマッスルは、
・前鋸筋
・腹斜筋、腹横筋
・横隔膜
・大腰筋
・ハムストリングス
などです。
 
 
<かかと寄りの荷重でスクワット>
 
かかと寄りに荷重をかけながらスクワットを行おうとすると、膝はつま先より前には出ません。
 
この状態で一番曲がるのは股関節で、足首と膝はほとんど曲がりません。
 
筋肉としては股関節のインナーマッスルである大腰筋と、太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)が優位に働き、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)や大腿四頭筋は劣位になります。
 
大腰筋は、背骨から股関節につく唯一の筋肉ですので、かかと寄りに荷重がかかっている時は、下肢と体幹を繋げた状態でのトレーニングとなっていて、以下のような効果があります。
 
・運動パフォーマンスが上がる。
・インナーマッスルが鍛えられるので、身体は固まらず、ケガをしにくい身体になる。
 

<常にインナーマッスルを優位にするには>
 
かかと寄りの荷重が望ましいのですが、運動では必ずつま先に荷重するタイミングがあります。
 
そのタイミングではアウターマッスルの筋肉が優位になりがちですが、どんなタイミングでも、どんな体勢でもインナーマッスル優位にしたいですよね?
 
それを出来ているのが、一流のスポーツ選手なのです。
どんなタイミングでも、どんな体勢でもインナーマッスルを優位に出来ているから、みんなが驚くようなスーパープレーが出来るのです。
 
一流のスポーツ選手のようになるためにまずは、かかとよりの荷重でスクワットを行ってインナーマッスルを優位にした状態で、次につま先よりの荷重でスクワットを行って下さい。

そうすることで、つま先荷重の時でもインナーマッスルを優位にした状態で動くことが可能となります。
  
 
<まとめ>
 
・一見ただのスクワットでも、荷重する場所で優位に働く筋肉が異なってくる。
 
・どんな体勢でもインナーマッスルを使えるようにするには、一旦かかと寄りの荷重で動作を行ってインナーマッスルを優位にさせた後に、つま先荷重の動作を行う。

たったこれだけで、あなたの身体は大きく変化しますよ。
 
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