こんばんは。フィジオスクール校長の田中です。
痛みって不思議ですね。
同じように強くぶつけた場合でも、痛がり方ってこどもによって全然違いますし、
痛みが治まるスピードも違います。
特に手当てをした時と、そうでない時の痛みが治まるスピードが違います。
大人でもタンスの角に足の小指をぶつけた時、自然とぶつけた場所をさすりますよね。
経験上、さすった方が痛みが引くことを知っているから自然とやっているのです。
さすったり手当てすると痛みが引きやすい理由は、痛みを感じるメカニズムを勉強すると分かりますが、
1つだけ簡単にお伝えさせていただきます。
身体を痛めると「痛みの発痛物質」というホルモンみたいな物質が身体の中に発生します。
この物質がいつまでもぶつけた場所に滞っていると、痛みが長引きます。
ぶつけた後に、筋肉のしこりみたいなのが出来るかと思います。
その部分は筋肉が固まっているので、血流などの循環も悪くなっています。
ですので、「痛みの発痛物質」は、そこに滞るため痛みが長引くのです。
痛みの発痛物質は流れて、痛みが引いた方がいいですよね？
手当てによって少しでも早く痛みが引いて、
お子さんがまた元気に遊んでくれる。
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