【全身の力で身体を動かす】 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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腕を上げる、脚を上げるといった部分的な動きでも、全身の力を使うことで楽に動けるようになります。
 
しかし、多くの方は部分的な運動を改善・向上させる際、その関節周囲の筋力を強化しがちです。
 
例えば、肩関節の運動の場合、三角筋や大胸筋、僧帽筋といった筋肉が挙げられます。
 
これらの筋肉は筋連結しており、連動して働きます。
もし、これらの筋肉が弱くなっている場合は、鍛えることで運動が向上することもあります。
 
ですが、アウターマッスルは力強い動きは得意ですが、疲れやすい筋肉でもあります。
肩関節や股関節は日常的に使う関節でもあるので、疲労しやすい部位になります。
 
もちろん、筋肉が疲労すれば活動は低下し、周りとの筋バランスも崩れ、関節運動の機能も低下していきます。
 
では、インナーマッスルを働かせれば良いのでは?
そう思う方もいらっしゃると思います。
 
肩関節であれば、棘上筋という筋肉が働きながら三角筋が働くと、機能的な運動になると学びます。
 
しかし、三角筋が働きやすい環境では棘上筋の活動は一向に高まりません。
 
その際、使ってほしい筋肉があります。
それは、前鋸筋です。
 
前鋸筋が働くことで、三角筋や菱形筋、僧帽筋といった筋肉の活動を抑えることができます。その環境ができることで、棘上筋の活動が活性化されます。
 
さらに、前鋸筋は外腹斜筋に筋連結し、そこから内腹斜筋-腹横筋-横隔膜-大腰筋といった、体幹の主要となるインナーマッスルに繋がっていきます。
大腰筋からも恥骨筋-内転筋群-ハムストリングスといったように、下半身の筋肉に繋がっていきます。
 
つまり、全身の筋肉を連動させながら肩関節を動かせるようになるので、部分的な筋出力よりも大きな力で動かせるようになります。
 
そして、部分的な負担を全身の筋肉で抑えながら使えるので、筋疲労や怪我/故障といったリスクも軽減します。
 
もし、肩こりや腰痛、スポーツ障害に悩んでいる方は、体幹のインナーマッスルを中心とした全身の筋連鎖が使えているかどうかを疑ってみてください。
 
 
[全身が連動して動くための体幹トレーニング]
① 立甲(前鋸筋)のワーク
https://youtu.be/kjAosluYs1c
 
② 股関節(大腰筋/ハムストリングス)のワーク
https://youtu.be/fFW_idMMGm0
 
 
はじめはできない方がいるかもしれません。その方は、アウターマッスルが優位に活動し、部分的な力で身体を動かしている可能性があります。
 
動画内でもお伝えしている、身体を動かす際の3つのポイント(脇・みぞおち・鼠蹊部)を注意しながら動いてみてください。
使うコツがわかると、誰でも簡単にできるようになりますよ。
 
ぜひ、お友達にも教えてあげてください。
 
 
【間違いだらけ筋力トレーニング】
【からだに良いヨガ/悪いヨガ】
【スポーツトレーナー業界で働くための方法】
などなど
 
無料小冊子はこちらからダウンロードできます。
metaaxis.co.jp/pdf/
 
http://www.taijikuwotaikan.com/taikan

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