【肩の使い方のコツ】 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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スポーツ選手の多くは、肩のつまりで悩んでいます。
  
どの選手も、肩周りの筋肉をマッサージしてもらったり、チームのトレーナーに診てもらったり、良くなるために考えられることは試されています。
その成果もあって、多少動きが良くなったりすることもあるようです。
 
ですが、肩のつまりが取れないことの方が多いようです。
 
実際、肩がつまるせいで、

・野球:投げる、打つの動作で違和感を感じ、思い通りのプレーができない。
・サッカー:接触プレーなどで、相手の身体を抑えるときに思うように力が出ない。
・バスケットボール:シュート、パスなど、いつもの力加減でも思うようにプレーできない。

など、どのスポーツでも、違和感を感じてパフォーマンスに影響が出ると相談されます。
 
ほとんどの原因は、肩こりの原因とも言われている僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋が優位になっていることが多いのですが、筋連鎖の視点から考えてみると、
 
三角筋→僧帽筋→菱形筋→肩甲挙筋→広背筋→外腹斜筋→腹横筋
 
筋連鎖により、肩周りの筋肉だけではなく、
そこから腹部の筋肉にまで繋がっているのです。
 
肩を機能的に動かしたいときに使いたい筋肉は、
『前鋸筋』です。
 
前鋸筋を使うことができると、
 
前鋸筋→内外腹斜筋→腹横筋→横隔膜→大腰筋
 
上記のように体幹のインナーマッスルが連鎖して働くため、
アーターマッスルである僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋などが働きにくくなります。
 
前鋸筋からの筋連鎖が優位になることにより、
体幹と肩が連動して動かせるようになります。
 
そのため、体幹の力を使いながら肩を動かすことができたり、肩の負担を体幹に逃がすことができるようになります。
 
肩周りの筋肉と腹部の筋肉は相関関係にあると言えますし、
使いたい筋連鎖と使いたくない筋連鎖は相対関係にあると言えます。
 
つまり、運動機能を調整するときには、
2つの視点(筋連鎖)を同時にみながら診断することが必要なのです。
 
優位筋の筋連鎖:前鋸筋→内外腹斜筋→腹横筋→横隔膜→大腰筋
劣位筋の筋連鎖:三角筋→僧帽筋→菱形筋→肩甲挙筋→広背筋
 
[2つの筋連鎖を使い分けるためのワーク]
1. 腕と体幹のつけ根(広背筋、三角筋、三頭筋の3つの筋肉が重なる)ところを押しながら腕を回します。
2. 腕を前周りと後ろ周りに10回ずつまわす。

https://youtu.be/rAkCAfS3zsY
 
 
肩のつまり=肩周りの筋肉が原因というわけではなく、どの筋連鎖を使っているかを見極めなければいけません。
 
診断で筋連鎖を見る際に、
・どの筋連鎖を使いたいのか。
・その筋連鎖を使うとどのようになるのか。
を考えながら、アプローチしてみてください。
 
ぜひ、お友達にも教えてあげてください。
 
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などなど
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