【膝が伸びればパフォーマンスがあがる】 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本ハムファイターズの大谷選手は、投球後に身体が少し弾むような動きをします。
 
また、陸上競技の槍投げにおいても五輪出場レベルの選手は、投擲時に同じく身体が跳ね上がるような動きをします。
 
現象として細かく見てみると、跳ね上がる動きをする際は必ず膝関節が伸展する動きが観察できます。
 
それでは、パフォーマンスが高い選手は膝関節を伸展させる大腿四頭筋を目一杯働かせている、となりそうですが、実は違います。
 
 
股関節を上手く使っているのです。
 
 
前方に踏み出した脚の接地点を基点として、股関節が伸展する強い力が働き、結果として膝関節が伸展するような動きになります。
 
股関節の伸展の際にはハムストリングス・大内転筋・殿筋などを瞬間的に収縮させています。
 
膝が伸びる動きは、投球・投擲時に限らず、歩行やランニングによっても生じます。
 
膝が伸びる理由は同じく股関節をしっかりと働かせている結果と言えます。
 
当スタジオにいらっしゃるプロ野球の投手は、投げるときに踏み出す脚は踵から接地させると、みな口を揃えます。
 
これは、踵を使った方がハムストリングスなど股関節伸展筋を作用させられやすくなるからと考えられます。
 
『股関節を上手く働かせるワーク』
➀脊椎の腹部・背部の柔軟性を高めるワーク
動画:https://www.youtube.com/watch?v=M_UR_RIYt1I

②大腰筋の優位に働かせるワーク
動画:https://www.youtube.com/watch?v=JPaeB7YDan0
 
いい動きの人が膝が伸びるのはあくまで結果になります。
 
膝を伸ばそうと身体を使ってしまうと、大腿四頭筋が優位に働き股関節を上手に働かせるために不可欠な大腰筋が劣位に働き、股関節の動きが悪くなります。
 
ぜひ、お友達にも教えてあげてください。

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