痛み=記号化 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

 

昨日、社会人で選手として登録していたアメフトチームにサポート役として参加してきました。
大雨の中、ビショビショになりながらぶつかり合っている姿を見ていて、「自分もあの中でやりたい!」と来年復帰する決意を固めていました。

 

そんな中、腰の反りが強い選手と話をした時のこと。

 

「先輩、その姿勢で腰痛めたりしてないんですか?」

 

「腰よりも野球をしているときに肩を痛めてん。鍼や接骨院で治療を受けてるんやけどな、まだ良くならへん。」

 

肩だけしかやってなかったら良くなってもすぐ再発しちゃいますよ。」

 

「そこの先生もな、原因は腰かもしれへんなぁとは言うてんねん。

 

「治療してその腰ですか!?」

 

「腰は何もされてへんで。肩周りだけ治療してん。腰やらんと治らんの?せやったら治して!」

 

試合開始直前だったため、後日スタジオに来てもらうことにしてもらいました。


メルマガを読んでいるあなたであれば大丈夫だとは思いますが、あなたの周りに痛みのある箇所だけを診て治療している方はいませんか? 

 

痛みとは結果でしかありません。
人の身体は痛みが出ないようにカウンターを当てながらバランスを取っています。身体の歪み方が人それぞれ違うのは、このカウンターの当て方が違うからです。
そのバランスが崩れた結果、異常としてわかるように痛みとして認識できるようになります。

 

つまり、痛い場所ばかり診ていても痛みの原因はわかりません。
痛みとは、あくまで『記号化』されたものです。

 

肩に痛みが出た原因を調べた際に、
三角筋後部線維の拘縮、肩甲上腕関節の圧迫、僧帽筋上部線維の短縮、頚椎3番の変位、腰椎2番の変位、肝臓の実、左大腰筋の拘縮…
このように痛みがれるまでのカウンターのルートを記号化したものが、肩の痛みなのです。

 

お分りいただけましたか?
さらにその中で1番の原因となっている異常を取り除くことを根本治療と言います。


体幹リハビリテーションレベル2では、痛みのルートを探り、その原因となる症状を調べて治す方法を習得していきます。 

テクニックだけではない、痛みに対する治療のシステムを知るためには…
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『記号化』について詳しく知る