適切な診断とは? | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

 

今朝、久々に寝違いをしました。。首の痛みは地味に辛いです。首治して欲しいよぉ。

もしあなたのところに私が寝違い患者として行ったら、どのように対応してくれますか?

 

腋下神経の圧迫が原因だから、脇の下を伸ばしたりほぐしたりすればいい、という昔ある漫画で紹介されていましたが、その方法を実践される方はいませんか?笑

 

上記のように、症状に対してマニュアル的に対処する方法も悪くはありません。しかし、それで改善されなかった場合はどうでしょう?

 

おそらく患者である私は納得しないと思います。

 

どのアプローチをするにしても、適切な診断を基に判断し、対処しなければなりません。
その適切な診断をするためには、2つの条件があります。

 

1.明確な基準
2.自身の身体の状態
 

1.明確な基準
あなたは、何かを評価する際に2つ以上のものを比較するはずです。
例えば美味しいレストランを探すとき、A店のみではどれだけ美味しいかは評価できませんよね?B店に行くことで、初めてA店との比較ができ、どれだけ美味しいかが評価できます。

 

これは症状でも同じことが言えます。
しかし、先ほどの例だと、比較対象が増えるたびに基準が変わってしまいます。基準が常に変わってしまうと、同じ症状でも評価にズレが生じ、改善率が安定しません。

 

それを避けるためには、明確な基準が必要になります。その明確な基準とは、機能的な運動ができる身体です。

 

症状は、身体の機能が崩れ、筋バランスや骨の変異によって起こります。ですので、機能的な身体を基準にすることで、現状との差を評価し、調整すれば、症状は改善されていきます。

 


2.自身の身体の状態
機能的な身体というのは、頭で分かっていても、実際にどういった状態なのかを知らなければ、理解したことにはなりません。

 

自身の身体で体験し、機能的な身体を習得すると、あなたの身体が基準になります。
症状に対して、常にあなたの身体が基準になることで、診断のブレが安定してきます。

 

もちろん、日々の体調管理は必要ですが、あなた次第で基準を高め続けることが可能です。基準が高くなれば、評価できる幅も深さも広がってきます。

 

あなたの施術時の身体の使い方は楽になり、症状の改善率が上がるので、患者様の身体も楽になっていきます。

患者様の身体を良くしたいと思う方は、まず機能的な身体を習得していきましょう。

 

機能的な身体とは、習得する方法が気になる方はこちら
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体幹リハビリテーション レベル1


P.S.
格闘技の練習で龍三さんの前蹴りのおかげで、右の肋骨も痛めてます。
どなたか私の身体を治しに来てください!

 

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