立つ時の下半身の使い方 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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こんにちは、
体軸コンディショニングのマネージャー山川です。

 

まずはやってみましょう。

 

①膝に手を置いて座り、膝を触りながら立ち上がります。座るときも膝を触るようにして座ります。 

 

やりましたか?それでは次に行きましょう。

 

②股関節(脚の付け根のVライン)に手を置いて座り、そこから立ち上がります。こちらも座るときも股関節を触りながら座ります。


いかがでしたか?違いを感じましたか?
なぜこのような違いがあるのかというと、同じ動作でも下半身の使い方に違いがあるからです。

 

①の方法では膝を支点にした動作になり、膝を伸展させるときに使われる腿前の筋肉(大腿四頭筋)を活動させながら立ち上がります。

 

②の方法では股関節を支点にした動作になり、股関節を伸展させるときに使われる腿裏の筋肉(ハムストリングス)を活動させながら立ち上がります。

 

同じ太腿でも、前面の筋肉と後面の筋肉とでは機能は違うけれど、同じ動作ができるのです。しかし、動きに違いが出るのはなぜでしょうか?

 

それは、優位に使う筋肉と劣位に使う筋肉に分かれるからです。太腿の場合、優位にする筋肉はハムストリングス、劣位にする筋肉は大腿四頭筋に分けられます。この優位に使う筋肉は、体幹のインナーマッスルを含めた全身の筋肉につながっています。
ですので、ハムストリングスを使いながら動くことで、体幹を連動させて動かせるようになるのです。

 

下半身の運動療法やトレーニングをする際、ハムストリングスが優位に活動するようにしましょう。

 

ただハムストリングスを鍛えればいいのかというとそんな簡単な話ではありません。
ハムストリングスを含めた優位にする筋肉の解剖学やトレーニング方法を知りたい方は、、
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身体で感じる体感アナトミー 全2日

 

 

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