全然記憶がないことで、猛烈に頭を下げられても、軽く困惑(゚∀゚)
先日、前の職場の元スタッフの就職先が決まりました。
長年フリーターやっていた子で、放っといたら、多分ズルズルとフリーターやってたであろう子。
いるよね、学生からバイトして、就職失敗からズルズルとフリーターになっちゃう人。
本当にそういうタイプだなぁと思っていて、それをそのまま本人に言ってしまう私も私。
こんなところで、いつまでも腐ってちゃ駄目よー、とか。
何とでもなるようなことを言う人もいるけど、歳を食えば、どんどん就職が厳しくなるのが現実よー、とか。
求人の未経験可を鵜呑みにするのは馬鹿って面接官に言われたことあるよー、とか。
建前で良いように言う企業は一杯あるけど、現実はまだまだ追い付いてないものだ、とか。
何を言ったか、正直覚えてません(爆
とりあえず、あの店で延々バイトを続けるのは、先がなさすぎる。
いっそ社員登用に挑戦するならともかく、社員になると色々と厳しい店なので、なんとなくで働くくらいなら、まだ選択肢があるうちに動いたほうがいいとか、綺麗ごと一杯言った気がします(゚∀゚)
そんな言葉に背中を押され、まずは職業訓練を受けてから、正社員への道を踏み出したスタッフ。
その子が、何とかかんとか正社員になれたそうです!
長年フリーター&社会経験無しが続くと、本当に正社員になるのが難しくなるんですよね。
実際、この元スタッフも、職業訓練で得た経験を元に就職活動を頑張ったそうですが、書類すら通らない企業のほうが多かったそうで。
…普段から、はっきりとした口調で漠然とした内容を喋る子だったので、目標ややる気などが分かりにくく、面接大丈夫?と、ずーっと不安だったけども。
そこにたどり着くのも一苦労…
いざ面接となったときも、長年勤務していた店を辞めて転職するに至った経緯は?と聞かれたこともあったそう。
転職理由は知りたいですよねー。
かなり長いことフリーターだったわけだし、特に不満がないのなら、辞める必要もなかったんじゃないの?って。
自分の少し前に辞めた人に叱咤されて、このままじゃいけないと思った…とかなんとか。
細かくは分かりませんが、私の話をしたそうです。
それが良かったのかはわかりませんが、その会社に採用されたそうで。
「何気なく言った言葉かもしれませんが、僕にとっては背中を押してくれた言葉だったんです。少し前から、フリーター辞めよう、正社員として働かないとと思ってはいたけれど、思うだけで、まぁいいかって終わってたんです。多分、あのときの言葉がなかったら、僕は今でもあの店にいたと思います。」
…社会に出ろー、若いうちに動かないと厳しいぞー、ここで腐るなー。
よくそんな話をしていた時期があったので、具体的に何の言葉が背中を押したかってのは、多分ないと思います。
ただひたすら、騒ぎ立ててただけ。
本当に、現実って甘くないから。
半分はおふざけの煽りも入っていたけれど、辞めて職業訓練受けるって聞いたときは、驚きもあったけど、いよいよやる気になったな!って嬉しかった。
そして、何とか就職までたどり着くことが出来た。
あのときは、本当にありがとうございました!
なんて、私のほうこそ、ありがとう。
言葉が届いていたことが、本当に嬉しいよ。
しかし、現実は本当に甘くない。
まして、今までのフリーターでやっていた経験は一切通用しないし、社会経験無しの中途採用は、ビジネスマナーも独学で学ばないといけない状態だから、本当に厳しい局面多いと思う。
ので。
普段なら、嫌になったら即刻逃げ出せが常套句な私だけれど、今回ばかりは、まずは2年。
精神的に病んで死ぬしかないってくらい追い込まれたら別の話だけど、そういう病み方をしない限りは、とにかく2年は頑張って働け。
年齢や経験値を考えれば、挫折感半端ないかもしれないけど、それだけ周りと差があることを自覚して、とにかく頑張れ。
愚痴ならいくらでも聞いてやるし、相談もいくらでも乗ってやる。
今のところが嫌だと思っても、次を正社員で探すのならば、とにかく社会経験は年単位で積みなさい。
そうじゃないと、余計に他の企業に相手にされなくなるから。
そんな励ましの言葉を贈っておきました。
景気が良くなってくると、企業も採用基準が緩くなるんだけど、当面そんな状況にならなさそうだし。
なったとしても、社会経験はあるに越したことはない。
頑張れ、新社会人…?