アウェアネスインテンシブジャパンのワンデイリトリートを体験してきました。
アウェアネス インテンシブは、バグワン・シュリ・ラジニーシ師(Bhagwan Shree Rajneesh、 和尚/オショウ;Osho)、の流れをくむ会で伝統的な禅からエッセンスだけ抜き出して現代人に分かりやすいように再構築してあるメソッドです。 禅だけでなくタントラの要素も強いようです。 ヒーリング系の人達を通じて欧米から逆輸入された「禅」です。
西洋人から禅が逆輸入されているのは、東洋人として恥ずかしい面もありますが、現代日本人にとってはかえって分かりやすい面もあります。
参加者は、公案の時以外は沈黙をまもり、帰りにお茶して歓談することもありません。僕にとってはそれはとても快適なことで、非常に安らいだ一日を過ごすことができました。
主な活動は二人一組になって、目を見つめあい片方が「Tell me WHO IS IN?」と投げかけます。投げかけられた人は心にうかぶまま今、自分の中に誰がいるかを一定時間答えます。公案が英語であることにぶっ飛びましたが伝統的な禅でいうとこの「父母未生以前 汝が本来の面目如何」に相当します。
答え方も伝統的な禅のように老師に向かって簡潔に述べるのではなく、最初はカウンセリングの自分語りみたいですが、だんだん深く深く本質に迫っていきます。聞く方はうなずいたりして意思表示することは厳禁されています。ただただ鏡としてそこに存在するだけです。
伝統的な禅のようにお作法にはやかましくないのですが、沈黙を守ることと公案で聴いたことを口外することだけは固く約束して行を行いました。
公案の前後にタントラヨガみたいな瞑想を行います。音楽に合わせて身体を動かすダンスみたいに楽しいものです。伝統的な禅ではチャクラとかクンダリーニとかは「魔境」として厳禁ですが、うまくコントロールした形でメソッドに取りこまれています。
時間があっという間に過ぎた、楽しい一日を過ごしました。どこの誰とも知らない方々と文字通り一期一会の一日を過ごすことができました。
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