京都通になれる雑学知識100 〔Kyoto 83〕 | 龍虎俊輔の独り言-無心是我師-

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《 京都通になれる雑学知識

第 4 章
京都の味に「理由」あり
- KYOTO 83 -
春を食べる
「竹の子料理」を堪能する。

京都の竹の子料理は、
洗練されている上に、
味付けも繊細である。
洛西・大原野ののどかな風景を楽しみ、
はる之滋味を蓄えた竹の子料理の会席が
一人でも味わえます。

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竹の子会席料理、
又は
竹の子弁当の贅沢

竹林の景色は京都の見所である。
洛西・嵯峨野の竹林には散歩道があり、
嵯峨野から南に下った大原野周辺には
竹林公園があります。
竹の里である。
竹の子料理の老舗もあります。
創業が1872(明治5)年、竹の子料理の「うお嘉」である。
店の方に尋ねると、
「竹の子料理が広まったのは、
    昭和に入ってからのこと」
と言う。
現在のように竹の子料理として
提供され始めたのは【戦後から】だという。
地元ではそれまで煮物やすき焼きに入れて
食べていたようだ。

洛西の竹の子畑では、
竹の子は早くも正月に顔を見せるそうだが、
一番のシーズンは3月下旬から5月半ばにかけて!
竹の子の味に馬力があり、
旬の瑞々しさを堪能できます。
「うお嘉」には、
各種の竹の子料理があります。
¥9240(税・サービス込)の料理・「梅」の内容は、
竹の子刺身、田楽、木の芽和え、竹の子御飯など
全9品の会席である。
女性には食べやすく好評の竹の子料理である。

幕の内風の竹の子弁当
¥5775(税・サービス込)もあります。
竹の子の刺身、田楽、竹の子三色揚げ、
竹の子御飯、若竹汁などの内容。
こちらも好評だ!

いずれも竹の子は、
歯ごたえが柔らかく、地元の郷土料理として
京の春から初夏の丹精込めた味わいが楽しめます。
竹の子料理は予約が必要です。


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 龍虎 俊輔 
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