乙姫の毎日…(海底での独り言) -7ページ目

乙姫の毎日…(海底での独り言)

思いつきでつらつらと語ってます…

いい加減ブログですが

ヨロシクネー

心配の種はもう一つ…


鯛子である。


勝手な事をしたのではなく、騒々しい最中、何やら勘違いしてしまったのだろう。

自分の判断で、人の荷物を触るような子ではない。


今朝の一件で、ヒラメの受験票が紛失していることは、鯛子も知ったはずである。


お兄ちゃんの大事な受験日に、自分のせいで受験票がなくなったなんて知ったら、今頃、生きた心地がしないであろう…


何とか無事に受験できればいいが…

もしできなかったら、かなり双方が傷ついてしまう。

何とかしないと…


ヒラメを慰めつつ、鯛子を責めないであげて欲しいと、それとなく言ってみる。

ヒ『わかってるよ。どうせ本命じゃないし』←(強がり)


受験会場は近いので、すぐに到着した。

気を落ち着ける時間も与えられなかった事に、益々自己嫌悪に陥る…


息子よ、ごめん…


あまり私が不安がると、かえって良くないので、極力平静を装ったが…


内心は、自分の不甲斐なさに、申し訳なくて仕方なかった。


受験会場には、中学校の先生も二人ほど来ていた。


私達親子を見つけ、女性教師が駆け寄る。

大きなヒラメの肩を抱き
『安心せえよ。大丈夫。先生がちゃんと言うから。』

そして私を見てこう言った。


『担任から電話を貰いました。
びっくりされたでしょう。
大丈夫ですよ。受験はできますから。
子供ですからね、たまにこんな事もあります。
お母さんも、安心して下さい!
ヒラメ!頑張ってこいよ!
さ、先生と行こう。』


それは母のように…

優しくヒラメを抱くようにして、中に入っていった。

私『頑張ってね。』


おそらく…


こんな事は、たまに起きるなんて嘘だと思う(-"-;)

んな奴はいない!


そりゃね、何年かに一度とかはあるかもだけど、そうないよね。

多分、気遣ってくれたんだ…


学校に交渉しなきゃいけないかと思ってたのに、先生が行ってくれた…

ぶっちゃけ有り難くて、泣きそうになった。


頑張れ!ヒラメ!


息子が戻るまで、ひたすら家で落ち込んだ。

仕方なかった部分もあるが、私の配慮不足が大きかった…


このお気楽な性格をこれほど呪ったことはない。

お昼過ぎ、担任から電話があった。


担『無事に終わりましたよ。』


い~い顔で帰ってきました。
本人は、やりきれたようです。


私『スイマセンでした。』

いやいや、びっくりしましたねぇ。
まぁ、彼らしいっちゃあ、彼らしいですよ(笑)

無事に終わって良かったですよ。


うん…


良かった…


午後、息子が帰宅した。

私『どうだった?』


ヒ『うまくいったと思う。まぁ、受験票なくしたけど、多分大丈夫じゃないかな。』


しかしさ…

うちら、すげーな!←(もう立ち直っている)

だってさ、今回の件は、三人のチームプレーで出来たんだぜ!(できなくて良い)


私→ヒラメ→鯛子


の、どれが欠けてもなし得なかった技だ!


ヒラメ、爆笑!


ヒ『我が家ならではだね。
やるな!』


私『お前、学校でネタにしただろ?』(¬з¬)


ヒ『いや、中々ないかなと思って…
皆に報告した!』


大騒ぎだったよと、嬉しそうにニヤリッ。


やはり、私の子である。


更に鯛子が帰宅。

思いの外元気である。


鯛『あっ、お兄ちゃん!受験どうだった?』


ヒ『まぁ、良かったよ。』

鯛『そっかぁ。良かったね!』


うん?

何でそんなに元気なんだ?

聞けば…


担任がクラスに来て、受験票が紛れてないかと聞かれた時…


鯛『お兄ちゃんたら、だらしないんだから!』


と思ったらしい…


つまりだ!万が一にも、自分がなくしただなんて、ちっとも気づいてなかったのだ!


鯛『えっ!嘘!?
鯛子が入れたときになくしたって事?』


いや、わかんないけどね…
可能性はあるだけで…

まぁ、無事に済んだし、気にすんなよ。


鯛『うそ!お兄ちゃんゴメン!
絶対にお兄ちゃんがなくしたと思ってて』


ヒ『お前な!』


鯛『だって!お兄ちゃんならあり得るな、位にしか思ってなくて…』


(-"-;)


やはり…私の子である。


兄貴は、踏んだり蹴ったりだ。

後日…


鯛子の部屋から、受験票が発見された(笑)


受験票は再発行されたため、我が家には、二つの受験票が残った。


記念に取っておくことにした。( ̄∀ ̄)


えっ?受験の結果?


ちゃんと受かりましたよ(笑)

しかも、結局そこに入学しました(爆)


本当は、ヒラメの本命はここだったんです。


乙姫一家、ヒラメの受験票紛失事件は…


下級生に至るまで、語り継がれましたとさ。(ヒラメ大喜び)


めでたし、めでたし。


(¬з¬)


いやぁ、驚いた…


おわり。
つづき…


ない頭を、ひねって絞って出した名案とは!


聞いて驚け!(見て笑え)

それは…


仲良く使おう~(o^-^o)←(低脳一家)


捻り出したところで、所詮は使う脳みそがないのである。


出てきた答えも、ウンコみたいなもんなのだ(意味不明)


つまりだ。


鯛子はいつも通りに、明日の学校の準備をしてもらい、必要な物は、自分のカバンに積めてもらう。


→ヒラメはヒラメで、他の小さなカバンに、受験に必要な物を入れておいてもらう


→朝、鯛子とヒラメ、両方をマイカーに詰め込む


→まずは鯛子を学校に送り届け、机に教材を突っ込む

→ヒラメに空のカバンをパス!

→空っぽのカバンに、ヒラメの荷物を投入。

→最後にヒラメを受験会場に放置し完成!


完璧だ( ̄∀ ̄)


これならば、鯛子も皆と同じカバンを使えるし、ヒラメも悪い印象を持たれなくて済む。


朝の忙しい時間にちょいと面倒ではあるが、皆に不自由ない結果が一番ではないか。


こうして、この問題は解決した。

大事な受験票は私が預かっていた。

だらしのないヒラメが、万一紛失したりしないように
ヒラメの担任から、母乙姫は念を押されていた。


『お母さんにしっかり管理してもらって、鞄に入れるとこまで確認して下さいね!』←(かなりの心配性)

おう!任せとけ!(だから本当か?)


前日の夜、私の指導の元、ヒラメは準備を始めた。


『あとは受験票だけだよ。』


『本当に?あれは入れた?これは持った?』


『うん。何度も確認したから大丈夫!』


『はい、じゃあこれが受験票。今すぐ鞄に入れておいて。』


こうしてヒラメは、自分の小さな粗末な鞄に、受験票を入れたのだ。


翌朝…


あと僅かしか着れない学ランを着て、ヒラメはソワソワとしていた。


鯛子は関係ないのだから、呑気なものである。


私『そろそろ行こうか。ヒラメ、自分の荷物を持っておいで。』


ヒ『わかった。』


二階にあがり、荷物を取りに行く。

すると、何やら不穏な気配が…


ヒ『ない!俺の荷物がない!』


私『えっ!?』


すると鯛子…


鯛『あぁ、昨日鯛子のカバンにしまったよ。』


な、なんだって!?


夕べ、自分のカバンにお兄ちゃんの荷物を入れておこうか?と聞いてきた鯛子に
私はダメだと言ったのだ。

どうせ入れ替える際に出さねばならないし、入れたり出したりするのは紛失の恐れがある。

それに、単純に二度手間でもあるからだ。


何を勘違いしたのか、わざわざお兄ちゃんの荷物を、上から入れたらしい。


だ、大丈夫だろうか…


大丈夫だよ。ちゃんとしまったから。


説教してる時間もないので、とりあえず中学校に向かった。


到着すると、鯛子と一緒にヒラメもいったん降りる。

鯛子は教室で荷物を出し、兄の荷物は残したまま、玄関口でヒラメにカバンを手渡した。


カバンを受け取り、車に乗り込むヒラメ。


ヒ『まさかあいつ、受験票なくしてないだろうな。』

私『確認して。』


走り出した車の中、ヒラメの絶望的な悲鳴が聞こえた…


ヒ『あぁ…』



ない…








う・そ・だ・ろ


何ということだorz

一番大事な受験票、それだけが…


消えている…


ヒ『もう、ダメだ…』


さすがの私も青くなった。

こんなダメダメ受験生だから、今までも、特に家庭がピリピリしたり、気遣わねばならないような緊張感さえもなく、ここまで来た。

しかし、今日だけは、今日に限っては縁起を担ぎ、慣れない気も遣い、万全の体制で受験に挑んでもらおうと思っていたのだ。


それが、僅かに開始一時間もないという今に、受験票がないという。


このまま受験会場に向かう予定だったが、急遽変更!

慌てて自宅へと戻った。

ヒラメは不安に押し潰されそうになっている。

何て事だ…

カバンを入れ替えるなんて、しなければ良かった…

後悔してもどうにもならない。

頼む!受験票よ!出てきてくれ!


しかし、時間もあまりない。

辺りには見当たらない。

慌てて学校に電話をかける。
担任を呼び出し、事情を説明。

初めて、かなり本気で怒られた…orz


私『鯛子の荷物に紛れ込んでないでしょうか?』


可能性は二つ


家に落ちているか、鯛子の荷物に紛れ込んだか…


担『お母さん…あれほど言ったじゃないですか!』


私『スイマセン…』


言い訳してる余裕もなかった。

慌てて鯛子のクラスに押し掛ける担任。


結果は…バツ×


家にも見当たらない…

あんな小さな紙切れ、紛れ込まれたら、ひっくり返さねば見つけられない。


担『仕方ないです。もう時間がない。
このまま行って、事情を説明して下さい。』


もう、それしかなかった。

かなり時間ギリギリである。
急がねば、受験に間に合わない。

ヒラメを再度車に乗せて、受験会場に向かう。


こんなに幸先悪いスタートがあるだろうか…


ただでさえ、緊張で参ってしまわないか心配なのに…

なんて慰めようか…


私『大丈夫。お母さんがちゃんと説明するから。
きっと、受験できるよ。
これで落ち込んで、ミスしないように、気を確かにね!』


ヒ『うん…』


私『やれるだけやろう!まだ一つ目だし、次もあるから』


これが、精一杯の、母の慰めだった…





こんにちは。



乙姫です。



何か、このまましばらく更新しないのも重たい感じがするので(笑)久しぶりに近況報告でも・・・




あぁ、ついに春だなぁ・・・もう新学期だなぁ・・・なんて思っていたら



もう夏がきそうなんだけど(笑)



そうなんだよね。ついに新学期が来ちゃいましたねぇ。



皆様ご存じかもしれませんが・・・



そうなんですよ。



あのヒラメ君が!ついに!



高校生になってしまいました。



なれたの?



えぇ、まぁ(一応)



本人の希望により、何かね、料理人になりたいらしくて



調理科のある高校に進学しました。



でね、私てきに一番驚いてるのがさ!


あのオコゼちゃん!わかる?うちの末っ子ちゃんですよ!


あれがね、なんとなんと!



ついに中学生だってさ!!(信じられる?)



やっぱりね、末っ子ってどうしてもさ、いつまでも小さいイメージがあって・・・



ヒラメが高校生になったのもびっくりだけど、母としてはね、オコゼが中坊のほうが、なんか感慨深いわけよ!!


私の中のオコゼのイメージなんてさ


小さくて、ホッペとかポテッとしててさ・・・


手はモミジみたいで


オシャマな女の子。



歩くと、3歩目くらいから全力疾走で(なんで子供って歩けないのかしら?)



しかも、更に数歩走ったらこけるのよね(間抜けだは)




泣いて転んで、また泣いて・・・


そんなんがさ、中坊って・・・ちょっとびっくりしちゃう。


あっという間にでかくなるんだなぁって、ちょっとしんみりしちゃいました。



でもってヒラメくんですよ。



彼もね、初めての受験を経験したわけですが。。。



なんせね、この乙姫一家ですから・・・



そりゃあバタバタ色々あったわけですよ。



て訳で(また?)



乙姫家の受験喜劇?お話したいと思います。




あれは・・・・・・・・



そう、まだまだ寒い、ある冬の出来事だった・・・・



思い起こせば、僅かに数か月前



少年の初めての受験日であった。



自慢じゃないが、たいした受験勉強もせず、ただ悶々と過ごしているうちに


ついにこの日がきてしまった。


そんなかんじだった。



あぁ、もっとちゃんと勉強しとくんだった・・・


彼は強くそう思った・・・(と信じたいだけ)



県立は、一つしか受験できないから、まぁみんながそうするように、ヒラメも私立受験をしたわけですよ。



お利口な脳みそは、あいにく持ち合わせがなかったもんで、万一高校浪人なんてならないように


私立も2か所受験しました。



私立受験は、県立受験より、随分早いでしょ?



初受験は、確か2月だったと思います。



だらしのないヒラメと、それを生んだ母乙姫も、間違いなく同じ遺伝子を持っているわけで。(余計なお世話だ)



担任のS先生は、気が気ではなっかた・・・・(かわいそうな話である)



数日前から、確認の電話に余念はなく、さすがの乙姫親子も慎重に準備を進めていた。



前日も、担任は最後の確認の電話をかけてきた(暇なの?)



『忘れ物などないように!受験票や筆記用具、あと、身だしなみにも気をつけて

今までの努力を出し切ってくださいね。』



おう!まかせとけ!(本当か?)



さすがのヒラメも慎重に確認作業をしている。


なんせ初受験である。


最初は肝心だ



しかし、ヒラメ君には問題があった。(問題だらけだが)



それは学生カバンである。



中2病を患っていた頃


彼は若気の至りで、大事なカバンにお絵かきをしてしまったのだ(よくある恥ずかしい話である。)



そこで、可愛い妹、鯛子ちゃんに神頼みだ。


心優しい鯛子チャンは、間違いを起こした兄ヒラメを、救ってあげることにした。



鯛子が2年間、大事に使ってきた学生カバンを、貸し出してあげることにしたのだ。


涙ぐましい兄弟愛である。



しかし鯛子も学校に行かねばならない


この緊急事態に学校は寛容な態度で、この日だけは、鯛子に指定カバン以外のカバンの使用を許可すると言う。



あぁ良かった良かった・・・


とは行かないのがこの年頃の難しいとこである。



落書きだらけのカバンは持っていけないが、一人違うカバンを持って行くのも恥ずかしい。。。



年頃の女子の心は複雑なのである。



さて、ではどうするか・・・・



ない頭をしぼってひねって、乙姫一家は考えた。



つづく。。。。