ヒラメのサバイバル(2) | 乙姫の毎日…(海底での独り言)

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思いつきでつらつらと語ってます…

いい加減ブログですが

ヨロシクネー

つづき…


ない頭を、ひねって絞って出した名案とは!


聞いて驚け!(見て笑え)

それは…


仲良く使おう~(o^-^o)←(低脳一家)


捻り出したところで、所詮は使う脳みそがないのである。


出てきた答えも、ウンコみたいなもんなのだ(意味不明)


つまりだ。


鯛子はいつも通りに、明日の学校の準備をしてもらい、必要な物は、自分のカバンに積めてもらう。


→ヒラメはヒラメで、他の小さなカバンに、受験に必要な物を入れておいてもらう


→朝、鯛子とヒラメ、両方をマイカーに詰め込む


→まずは鯛子を学校に送り届け、机に教材を突っ込む

→ヒラメに空のカバンをパス!

→空っぽのカバンに、ヒラメの荷物を投入。

→最後にヒラメを受験会場に放置し完成!


完璧だ( ̄∀ ̄)


これならば、鯛子も皆と同じカバンを使えるし、ヒラメも悪い印象を持たれなくて済む。


朝の忙しい時間にちょいと面倒ではあるが、皆に不自由ない結果が一番ではないか。


こうして、この問題は解決した。

大事な受験票は私が預かっていた。

だらしのないヒラメが、万一紛失したりしないように
ヒラメの担任から、母乙姫は念を押されていた。


『お母さんにしっかり管理してもらって、鞄に入れるとこまで確認して下さいね!』←(かなりの心配性)

おう!任せとけ!(だから本当か?)


前日の夜、私の指導の元、ヒラメは準備を始めた。


『あとは受験票だけだよ。』


『本当に?あれは入れた?これは持った?』


『うん。何度も確認したから大丈夫!』


『はい、じゃあこれが受験票。今すぐ鞄に入れておいて。』


こうしてヒラメは、自分の小さな粗末な鞄に、受験票を入れたのだ。


翌朝…


あと僅かしか着れない学ランを着て、ヒラメはソワソワとしていた。


鯛子は関係ないのだから、呑気なものである。


私『そろそろ行こうか。ヒラメ、自分の荷物を持っておいで。』


ヒ『わかった。』


二階にあがり、荷物を取りに行く。

すると、何やら不穏な気配が…


ヒ『ない!俺の荷物がない!』


私『えっ!?』


すると鯛子…


鯛『あぁ、昨日鯛子のカバンにしまったよ。』


な、なんだって!?


夕べ、自分のカバンにお兄ちゃんの荷物を入れておこうか?と聞いてきた鯛子に
私はダメだと言ったのだ。

どうせ入れ替える際に出さねばならないし、入れたり出したりするのは紛失の恐れがある。

それに、単純に二度手間でもあるからだ。


何を勘違いしたのか、わざわざお兄ちゃんの荷物を、上から入れたらしい。


だ、大丈夫だろうか…


大丈夫だよ。ちゃんとしまったから。


説教してる時間もないので、とりあえず中学校に向かった。


到着すると、鯛子と一緒にヒラメもいったん降りる。

鯛子は教室で荷物を出し、兄の荷物は残したまま、玄関口でヒラメにカバンを手渡した。


カバンを受け取り、車に乗り込むヒラメ。


ヒ『まさかあいつ、受験票なくしてないだろうな。』

私『確認して。』


走り出した車の中、ヒラメの絶望的な悲鳴が聞こえた…


ヒ『あぁ…』



ない…








う・そ・だ・ろ


何ということだorz

一番大事な受験票、それだけが…


消えている…


ヒ『もう、ダメだ…』


さすがの私も青くなった。

こんなダメダメ受験生だから、今までも、特に家庭がピリピリしたり、気遣わねばならないような緊張感さえもなく、ここまで来た。

しかし、今日だけは、今日に限っては縁起を担ぎ、慣れない気も遣い、万全の体制で受験に挑んでもらおうと思っていたのだ。


それが、僅かに開始一時間もないという今に、受験票がないという。


このまま受験会場に向かう予定だったが、急遽変更!

慌てて自宅へと戻った。

ヒラメは不安に押し潰されそうになっている。

何て事だ…

カバンを入れ替えるなんて、しなければ良かった…

後悔してもどうにもならない。

頼む!受験票よ!出てきてくれ!


しかし、時間もあまりない。

辺りには見当たらない。

慌てて学校に電話をかける。
担任を呼び出し、事情を説明。

初めて、かなり本気で怒られた…orz


私『鯛子の荷物に紛れ込んでないでしょうか?』


可能性は二つ


家に落ちているか、鯛子の荷物に紛れ込んだか…


担『お母さん…あれほど言ったじゃないですか!』


私『スイマセン…』


言い訳してる余裕もなかった。

慌てて鯛子のクラスに押し掛ける担任。


結果は…バツ×


家にも見当たらない…

あんな小さな紙切れ、紛れ込まれたら、ひっくり返さねば見つけられない。


担『仕方ないです。もう時間がない。
このまま行って、事情を説明して下さい。』


もう、それしかなかった。

かなり時間ギリギリである。
急がねば、受験に間に合わない。

ヒラメを再度車に乗せて、受験会場に向かう。


こんなに幸先悪いスタートがあるだろうか…


ただでさえ、緊張で参ってしまわないか心配なのに…

なんて慰めようか…


私『大丈夫。お母さんがちゃんと説明するから。
きっと、受験できるよ。
これで落ち込んで、ミスしないように、気を確かにね!』


ヒ『うん…』


私『やれるだけやろう!まだ一つ目だし、次もあるから』


これが、精一杯の、母の慰めだった…