ヒラメのサバイバル(3) | 乙姫の毎日…(海底での独り言)

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思いつきでつらつらと語ってます…

いい加減ブログですが

ヨロシクネー

心配の種はもう一つ…


鯛子である。


勝手な事をしたのではなく、騒々しい最中、何やら勘違いしてしまったのだろう。

自分の判断で、人の荷物を触るような子ではない。


今朝の一件で、ヒラメの受験票が紛失していることは、鯛子も知ったはずである。


お兄ちゃんの大事な受験日に、自分のせいで受験票がなくなったなんて知ったら、今頃、生きた心地がしないであろう…


何とか無事に受験できればいいが…

もしできなかったら、かなり双方が傷ついてしまう。

何とかしないと…


ヒラメを慰めつつ、鯛子を責めないであげて欲しいと、それとなく言ってみる。

ヒ『わかってるよ。どうせ本命じゃないし』←(強がり)


受験会場は近いので、すぐに到着した。

気を落ち着ける時間も与えられなかった事に、益々自己嫌悪に陥る…


息子よ、ごめん…


あまり私が不安がると、かえって良くないので、極力平静を装ったが…


内心は、自分の不甲斐なさに、申し訳なくて仕方なかった。


受験会場には、中学校の先生も二人ほど来ていた。


私達親子を見つけ、女性教師が駆け寄る。

大きなヒラメの肩を抱き
『安心せえよ。大丈夫。先生がちゃんと言うから。』

そして私を見てこう言った。


『担任から電話を貰いました。
びっくりされたでしょう。
大丈夫ですよ。受験はできますから。
子供ですからね、たまにこんな事もあります。
お母さんも、安心して下さい!
ヒラメ!頑張ってこいよ!
さ、先生と行こう。』


それは母のように…

優しくヒラメを抱くようにして、中に入っていった。

私『頑張ってね。』


おそらく…


こんな事は、たまに起きるなんて嘘だと思う(-"-;)

んな奴はいない!


そりゃね、何年かに一度とかはあるかもだけど、そうないよね。

多分、気遣ってくれたんだ…


学校に交渉しなきゃいけないかと思ってたのに、先生が行ってくれた…

ぶっちゃけ有り難くて、泣きそうになった。


頑張れ!ヒラメ!


息子が戻るまで、ひたすら家で落ち込んだ。

仕方なかった部分もあるが、私の配慮不足が大きかった…


このお気楽な性格をこれほど呪ったことはない。

お昼過ぎ、担任から電話があった。


担『無事に終わりましたよ。』


い~い顔で帰ってきました。
本人は、やりきれたようです。


私『スイマセンでした。』

いやいや、びっくりしましたねぇ。
まぁ、彼らしいっちゃあ、彼らしいですよ(笑)

無事に終わって良かったですよ。


うん…


良かった…


午後、息子が帰宅した。

私『どうだった?』


ヒ『うまくいったと思う。まぁ、受験票なくしたけど、多分大丈夫じゃないかな。』


しかしさ…

うちら、すげーな!←(もう立ち直っている)

だってさ、今回の件は、三人のチームプレーで出来たんだぜ!(できなくて良い)


私→ヒラメ→鯛子


の、どれが欠けてもなし得なかった技だ!


ヒラメ、爆笑!


ヒ『我が家ならではだね。
やるな!』


私『お前、学校でネタにしただろ?』(¬з¬)


ヒ『いや、中々ないかなと思って…
皆に報告した!』


大騒ぎだったよと、嬉しそうにニヤリッ。


やはり、私の子である。


更に鯛子が帰宅。

思いの外元気である。


鯛『あっ、お兄ちゃん!受験どうだった?』


ヒ『まぁ、良かったよ。』

鯛『そっかぁ。良かったね!』


うん?

何でそんなに元気なんだ?

聞けば…


担任がクラスに来て、受験票が紛れてないかと聞かれた時…


鯛『お兄ちゃんたら、だらしないんだから!』


と思ったらしい…


つまりだ!万が一にも、自分がなくしただなんて、ちっとも気づいてなかったのだ!


鯛『えっ!嘘!?
鯛子が入れたときになくしたって事?』


いや、わかんないけどね…
可能性はあるだけで…

まぁ、無事に済んだし、気にすんなよ。


鯛『うそ!お兄ちゃんゴメン!
絶対にお兄ちゃんがなくしたと思ってて』


ヒ『お前な!』


鯛『だって!お兄ちゃんならあり得るな、位にしか思ってなくて…』


(-"-;)


やはり…私の子である。


兄貴は、踏んだり蹴ったりだ。

後日…


鯛子の部屋から、受験票が発見された(笑)


受験票は再発行されたため、我が家には、二つの受験票が残った。


記念に取っておくことにした。( ̄∀ ̄)


えっ?受験の結果?


ちゃんと受かりましたよ(笑)

しかも、結局そこに入学しました(爆)


本当は、ヒラメの本命はここだったんです。


乙姫一家、ヒラメの受験票紛失事件は…


下級生に至るまで、語り継がれましたとさ。(ヒラメ大喜び)


めでたし、めでたし。


(¬з¬)


いやぁ、驚いた…


おわり。