今年もホテルニューオータニ「SATSUKI」の「スーパーモンブラン」を買ってきました。休日に「SATSUKI」に出かけると、パンやスイーツを買い求めるお客さんで大賑わい。購入するまで15分ほどかかりました。
遅い時間になると売り切れになることもあるため、電話で取り置きをお願いするか、早めの時間に行くのが肝要です。
スーパーモンブラン(2,100円)
2017年のスーパーモンブランは、例年通りのフォルム、サイズでお値段は昨年と同様2,100円です。
きれいな丸型に成形されており、マロンクリームの絞りも揃っています。美しさにうっとりします。
少し高さのある形、どの向きから見てもきれいです。
ちなみに、2013年以降のモンブランの様子は、以前のブログで紹介しています。
2013年のスーパーモンブラン → こちら
2014年のスーパーモンブラン → こちら
2015年のスーパーモンブラン → こちら
2016年のスーパーモンブラン → こちら
今年のモンブランの説明を読んでみると・・・
■ ケーキ全体を味わってほしいから、一層一層にこだわりを
和栗本来の美味しさを最大限に感じていただくために、モンブランを構成する一層一層にこだわりをもち、口に入れた時にそれらが絶妙に重なり合うことで、栗本来のほっこりとした味を存分に感じていただけるよう、細部にわたり試行錯誤を繰り返し、今年の『スーパーモンブラン』が完成しました。
土台の部分は、シリアルブレンドのリンツァートルテに黒蜜を含ませ、藻塩をひと振りし、味にアクセントを加え、モンブランの中心には、濃厚なローストアーモンドミルクのクリームで和栗の甘露煮を包み込みました。
主役のマロンペーストには兵庫県三田産の銀寄種をはじめ、その時期もっとも美味しい和栗を厳選し、和栗の自然な甘さを活かすため生クリームは最小限に抑えています。味の印象をぐっと輪に導くのは、ケーキに忍ばせた葛餅の水ようかんと黒蜜あんこ。
一層一層緻密に計算された『スーパーモンブラン』は、今年もスイーツファンを魅了することでしょう。
例年通り究極のモンブランを目指しています。
粉雪のような粉糖と金粉が振られたチョコレートがアクセント、いただくのがもったいないと思ってしまいます。
半分に切り分けてみると、しっかりした硬めのスイーツでしたので、きれいに切り分けられました。切り口を見ると、何よりもマロンペーストの量の多さに驚かされます。
土台のタルト台の上には、葛餅の栗ようかんに黒蜜のあんこ、そしてわずかなアーモンドクリームにくるまれた栗の甘露煮、その上にマロンペーストが乗っているもの。マロンペーストは栗の成分が中心で硬め、まさに栗そのものをいただいているようなペーストが味わえます。例年以上にクリームが少なく、まさに栗を楽しむモンブランになっています。
風味がよいタルト台にはわずかな塩味があり、葛餅やあんことともに、栗の美味しさを引き立てているように思います。
ずっしりと重量感のあるマロンペーストをいただくと非常に満足感があり、「これぞ栗のスイーツ」と思えます。
毎年少しづつ変化があり進化しているスイーツですが、ここ数年は同じような印象。美味しいモンブランに違いはありませんが、新しさはなく、夫婦で分け合って楽しむくらいでもよいかなと思えるようになりました。(以前は、1人1個食べたい!と強く思っていたのですが・・・
ピュアマロンフラン(1,100円)
SATSUKIでケーキを購入するための待ち時間にショーケースの中を眺めていると、スーパーモンブラン以外のマロンスイーツも試してみたくなり、フランを一緒に購入しました。
スーパーモンブラン比べると小さく見えますが、一般のケーキに比べると大振りのもの。タルト台の上に、マロンが入った硬めのカスタードプリンが入ったスイーツです。
タルト台はバターの風味が効いてサクサクの食感のもの、カスタードの中には栗の甘露煮が入っていました。
思ったよりも甘みが強く栗の美味しさよりも甘さを先に感じます。タルト台のさっくり感やカスタードが滑らかさは美味しいと感じたのですが、夫婦にとっては甘みが強すぎて栗の風味が楽しめず少々残念な印象でした。
毎年進化する「スーパーモンブラン」は楽しみである一方、栗の美味しさだけを考えると他のモンブランも良いなと思ってしまう・・・少々複雑。ただ、迷っても、「毎年食べたい!」と思ってしまう魅力あるスイーツ、来年も販売開始されたら、チェックするんだろうなと思っています。
パティスリー SATSUKI
03-3221-7252
東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ東京 ロビィ階
パティスリー SATSUKI (ケーキ / 麹町駅、永田町駅、赤坂見附駅)
昼総合点-