今年も栗が美味しい季節がきました。既に今シーズンいくつかのモンブランをいただいていますが、やはり一番は、SATSUKIのスーパーモンブラン♪今年も買ってきていただきました。




スーパーモンブラン(1,800円)です。300円ほど高くなり、徐々に敷居が高いケーキになってきました。


昨年のスーパーモンブラン が丸い整形だったことと比べると、すっとした釣鐘型。ホテルニューオータニのHPで見たケーキの形よりも縦長に感じます。




うっとりするくらいきれいなマロンペースト、粉砂糖の雪にも見とれてしまいました。


今年のスーパーモンブランは、HPの説明によれば・・・


■ケーキ全体を味わってほしいから一層一層にこだわりを。

和栗本来の美味しさを最大限に感じていただきたい!と中島は、栗本来のほっこりした味を存分に感じていただけるよう、細部にわたり試行錯誤を繰り返しました。

土台の部分は、オーストリアの「リンツァートルテ」にヒントを得て、こだわりの「玄米卵」、雑穀ブレンド(稗・粟・赤米など)とアーモンドミルクを加え、しっかりとした味に調えたオリジナル生地“リンツァーシリアルトルテ”を。

その上には「自家製黒蜜栗羊羹」、「藻塩」、「栗の甘露煮」、「アーモンドミルククリーム」を積み重ね、最後にそれらを、兵庫県三田地方の「和栗」(丹沢種、銀寄種、人丸種)のペーストで優しく包み込みました。 (和栗は3種の中から、その時期に一番美味しいものを使用する為、時期によって異なります)。 最上部には、金箔を貼った正方形のチョコレートが鎮座しています。


今年も和栗のおいしさを活かしたものになっているとのこと。食べる前から楽しみです。




モンブランを切り分けてみると、タルト台の上には、栗羊羹、栗の甘露に、ミルククリームが重ねられ、トップにはマロンクリームが厚い層をなして絞られています。


タルト台は、固めで目の詰まったパウンドケーキのような仕上がり、これだけでいただいても美味しいと思うお味、今年も少し甘目の仕上がりです。マロンクリームは、栗そのものを食べているのではと思うほど、ここまで栗の成分が多いと感じるマロンクリームのモンブランは食べたことがありません。


モンブランの中に入っている栗羊羹とミルククリーム、そして、表面のマロンクリームは、和菓子と洋菓子の美味しいところを組み合わせたもの、和洋の意外な組み合わせですが、合わせていただくと美味しいと思いました。


中に生クリームのがたっぷり詰まったモンブランが多いのですが、生クリームが苦手な妻には、生クリームが少ないモンブランの方が美味しく感じます。その点、このスーパーモンブランは、栗羊羹を中心にマロンクリームが厚く盛られているので、うれしいところ。普通のケーキに比べ大きく、マロンクリームもずっしりきますが、1個丸々最後まで美味しくいただけました。


毎年、少しずつ中身が変わるスーパーモンブラン、来年のものが今から楽しみです。



パティスリー SATSUKI

03-3221-7252

東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ東京 ロビィ階


パティスリー SATSUKIケーキ / 麹町駅永田町駅赤坂見附駅
昼総合点★★★★ 4.0