日本橋三越の秋の催事で、小布施の栗菓子店「桜井甘精堂」のお菓子の販売があると知り、9月に入った週末、夫婦で買いに出かけました。


その週末は、汐留のコンラッドへ朝ごはんを食べに出かけており、「ちょうどよいタイミング!」と、食事の後その足で三越へ向かいました。


三越前に到着したのは、10時前。デパートの開店前に待つのは、久しぶり。この日も結構な人数のおばさま方がお待ちになられていました。開店数分前になると、案内スタッフが現れ、開店に向けてのあいさつ。驚いたのは、日本語の後に英語のあいさつがあったこと。さすが、三越です。


さて、開店後、お目当ての「桜井甘精堂」へ。すでに多くのお客さんで売り場は大変な賑わい。開店待ちしていた方々の一部は、桜井甘精堂がお目当てだったんですね。




売り場には、モンブランがたくさん。これだけの数のモンブラン、圧巻です。


早速、行列に並んで、順番待ち。待っている間に、モンブラン以外のお菓子も目に留まり、モンブランのほかにも、栗菓子を購入して帰りました。




購入終わった後、後ろを見てみると、行列ここまで長くなっていました。この時点で10時15分、開店間もないのですが、この売り場だけ、大盛況でした)。


朝一番に用意したモンブランがはけてしまうと、20分おきに30個ずつの限定販売との張り紙が出ていました。人気があるんですね。


家に大切に持ち帰り、その日の午後、紅茶と一緒にいただきました。




栗の色は、澄んだ薄茶色。こんもりとした丸いボール状のモンブラン、形状はフランス系ですが、大きさは、アンジェリーナやVironに比べると、こじんまりしたサイズ。




モンブランは、メレンゲの上に生クリーム、そして、表面には栗色の栗ペーストで覆われています。

(写真は、「桜井甘精堂」さんのHPに掲載されているものをお借りしました。見ているだけでうっとり♪してしまいます。)




生クリームは甘みが控えめ、そして、栗ペーストには混ぜ物が少ないのか、栗そのものの味がします。

さっくりとしたメレンゲは、とても甘いのですが、生クリームと栗ペーストが甘み控えめ、全体でバランスが取れています。


こじんまりとした大きさとで物足りないかも、といただく前に思いましたが、生クリームとマロンペーストはコクがあり、最後まで、モンブランを美味しくいただくにはちょうど良いサイズ、美味しくいただくのにはふさわしい大きさがあるものだと改めて思いました。


夫婦ともにモンブラン好きで、これまでいろいろなお店のモンブランをいただきましたが、こちらのモンブランは、その中で一番夫婦の好みなのではと思うほど。フランス系の甘みの強いモンブランも好きですが、和栗で甘みが控えめのモンブランがいいかなと。


我が家で話題に上るモンブランは、桜井甘精堂のほか、ケーキ和栗やケーキパティスリーカーヴァンソンケーキラ・プレシューズ ・・・「もう一度食べ比べしたいね」と夫婦で話をしています。


美味しいモンブランがいただける季節、これからが楽しみです。今年もモンブラン三昧したいですね。



明日のブログで、一緒に購入したそのほかの栗菓子を紹介します。



桜井甘精堂「栗の木テラス」

026-247-2132

長野県上高井郡小布施町大字小布施2460番地1


栗の木テラス 小布施店喫茶店 / 小布施駅都住駅
昼総合点★★★★ 4.0