あの時の一言が忘れられない事

何を思ってそう言ったのだろう

あの時の僕は考えれなかった事だろう


遊んで寂しくなってあなたを呼んだ

分かっているはずなのに

場所で気付いたはずなのに

「いいよ迎えに行くから」


別れを切り出したのは僕の方

もう次の恋が始まっていたから

祝福と共に冷たく刺さる

「知ってたけどさ」


満足そうに寝そべるあなた

互いに気持ち良くなりたいのに

どこかいつも壁を感じる仕草

「誰にも言えないから」


夢を追って日々闘っていた

会う回数も話す頻度も少なくなって

昔のキスの方が上手かったよね

「女の子もいいかなって」


あなたの前であの人を語った

依存していたのは分かっている

未練があったのも気付いている

「その人はやめた方がいい」


失う事に恐れ相談をした

何を言われても断るべきだと

自分の意思では取らない行動だった

「最後に会って話したい」


曖昧な関係を続けるのも悪くない

それでうまくいくなら尚更に

もし形を整えるのなら何を望もうか

「やめて欲しい事はある」


追求した訳ではない

その場を流しきれなかった訳でもない

今になって止まる時がある

あの時の一言が忘れられないから