DDJ-800 レビュー | D3 BLOG in 広島

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度々DJイベントで組んでいるDJさんが使っているDDJ-800を幾度と使わせてもらい、レビューが書けるぐらいには理解できた。




DDJ-RRとの大きな違い

製品のグレードでは先代にあたるDDJ-RRとDDJ-800とでは性格が大きく異なる。

DDJ-RR



DDJ-800






DDJ-RRはSerato DJ(Pro)に対応しているDDJ-SRシリーズに似たレイアウトであり、デッキ毎に3つのFxを独立して操作することが可能。
またドラムパッドエフェクトとは別にオートビートループ操作可能。
コントローラー上で任意の曲位置へサーチするニードルサーチを備えていた。






対してDDJ-800はDDJ-1000及びDDJ-400と同様、クラブのブースに据え置きされるCDJとミキサーのレイアウトに似せた作りにドラムパッドを合わせた形になっており、Fxを含むミキサー周りはDJM-450と機能も大きさもよく似た形になっている。
RRと比較してピッチフェーダーが長く、
またマニュアルループのボタン配置とPioneer DJ製のCDJにかなり近い格好だ。



シンプルに言うと、DDJ-RRはPCDJならではの操作。DDJ-800は現場機材に近い操作をするコントローラーである。




音質
ユーザーレビューで散々言われているのではっきり書くがDDJ-RB及び400、SBシリーズはクラブで扱うことを考えると音が悪い。

専門的な解説はできないが、音の図太さとメロディーラインの主張が弱い。


この800においては値段相応。
これらの入門機より、出力も情報量もより良い音が出せることを確認した。
また、某社の4chコントローラーよりもオーディオリスナー向けの音が視聴できたので、現場での単機使用あるいはリアルミキサーとしての使用も悪くないと思う。



使用感
最近、俺が古い機材ばかり使っていたので余計に思うのだが、Ch及びピッチフェーダーの操作感は長さがフルサイズに近いこともあり、DJM900NXSとCDJ2000NXSを操作をしている感じに近い。

むしろフルサイズ機器よりもコンパクトであるため、手を動かす範囲が肩幅で収まり非常に操作がしやすかった。



不満
Color Fx のFilter以外のFx3つの効果が弱過ぎるのだが、rekordbox DJソフト上で調整できないのだろうか?





え〜、だいたいこんな感じである。

それなりの値段がするだけあって良い物だな〜と感じた。
小規模イベントならこの一式とパワードスピーカーだけで充分立ち上げできるので、

これからイベントや宴会その他パーティーやりたい人にオススメ。
(某店ではないけどマイク2本に歌詞表示機器を繋げたらカラオケデュオもできるぞ。)




追記
djay for iOSを例のアダプターで繋げてみたところ認識はしたがマッピングデータがなかったため即使用はできなかった。
現在のアップデート状況、あるいは自分でマッピングできれば使えるかも。


Ed