さて、7月公演「かざぐるま」の作品紹介です!
二本目の作品は、こちら!
「義妹の國」(いもうとのくに)
という作品です。
……て、帝一の國のパクリじゃないよ!笑
(ちなみに帝一の國は大好きなマンガです。映画もとても良かったよね!)
実はこの作品、当初は僕が演出するつもりはありませんでした!!!
この作品は、今年の1月に行われていた「神奈川かもめ短編演劇祭」の、
戯曲部門に応募するために書かれた作品なのです。
その戯曲部門で見事グランプリになると、その作品を上演する特別チームが編成され、
演出家をはじめ、出演者なども演劇祭側で手配し、
演劇祭の本戦にて上演される、というものでした。
応募するからには、もちろんグランプリを!
…と、作者の草葉野陰之丞 さんは意気込んで、作品を書きはじめました。
内容的には、神奈川の演劇祭なので、横浜を舞台にした物語がいいなと思い、
なおかつ、約20分の短編演劇、
そして古田以外の人間が演出することを想定して、殺陣などは入れるつもりはないが、
何かしら現代に通ずるテーマ性を持たせたい、
だがしかし、現代が舞台の話にはしたくない……
…など、当時の草葉野 さんも色々と考えた結果、
大正時代、関東大震災直後を舞台にしたお話になりました。
ですが、一次選考は通過したものの、グランプリには届かず、
結局上演されることはありませんでした。無念。
しかし、せっかくこの世に生まれた作品を、
日の当たらないところに封印していてももったいない!
それに、蓋を開けてみれば、けっこう僕好みの脚本に仕上がっている感じがして、
これは新しい可能性があるぞ!
と思い立ち、演出をしてみようと決断した次第です。
出演者は基本4人。
そのうちの男女2人がメインのお芝居です。
主人公の男を務めるのは、
今年の1月に「犯人はもう知っている」という舞台で共演した、鈴木一 くん。
優しい好青年である彼は、この役にぴったりだと思いキャスティングしました。
また、ヒロインの女の子を演じてくれるのは、
まだ10代の新星、湯瀧慧 ちゃんです。
第一回公演「黄金の猿」を観ていてくれたらしく、今回の出演者募集に名乗りを上げてくれた、期待のニューフェイスです。
大正という激動の時代に起きた、未曾有の大地震。
そんな何もない、無くなってしまった世界の中でも、人は生きなければいけない。
その極限状態の中には、今の我々には容易に想像できない艱難辛苦が、牙を向いたことでしょう。
そしてその環境が、人を変えてしまうこともあるでしょう。
ただ、どんな過酷な状況に置かれても、
希望の光を見つけることは、できるのではないか。
そう信じてみたいのです。
そんな希望を胸に、ワイルドバンチ演劇団として、
この新たな作品に挑戦していきたいと思います。
殺陣だけがうちの魅力じゃないんだぜ!!
というところを、しっかりとお伝えしたいと思います!!笑
ちなみに脚本自体も、
演劇祭に応募した時から書き換えておりますので、
もう一次選考止まりの作品ではないぜ!!
…と、草葉野 さんも気合い十分です。笑
かざぐるま二本目「義妹の國」、
どうぞお楽しみに〜〜!!!