夕方近くにお目覚めの私が
布団をたたんでパーテーションを開けて
台所へ来たら
息子らがいつも台所の隅に置いてあるものが
1つも無かった。
いつもは家族が台所やダイニングで
何かしてる音でうっすら目が覚めて
出かけていく音も聞こえるから
誰が家にいて誰が出かけたかは
だいたいわかるんやけど
今日はぐっすり眠れたらしく
朝、息子①が出かけたあとに
私が眠りについて
夕方近くに目が覚めるまで
睡眠が浅くなることなく
何にも気づかず寝てた。
息子①は出かけたのを聞いてたから
いないのは知ってた。
息子②も仕事やから
いないのは知ってた。
息子③が朝、起きてきて
胃が気持ち悪いと言いながらも
昨夜の晩ごはんのバーキンを平らげて
「今日は具合悪いからどこにも行かん」と
また2階へ行ったところまでは知ってたが
あれ?出かけたのか?
と思って、何気なしに
ばあちゃん(実母)に
「息子③は出かけた?」と聞いた。
そしたら、ばあちゃんが
「え?どないやろな…
おると思っとったけど
私もさんぽへ行っとったからなぁ。
息子①は朝に友達と遊びに行くって
出ていきよったな。
息子②は13連勤とかで
今日も仕事へ行ったわ。
なんでそんな休みがないんやろなぁ。
大変やんなぁー」
と
リビングで寝てるんやから
それは私も知ってるやん!ってことまで
口を挟む隙を与えんくらいに
マシンガンのように喋る喋る。
やたら息子②のことを繰り返すから
連勤の原因になってる
今の息子②の勤務先の状況を
簡単に説明しようとしたら
喋ってる途中でまたすぐに
自分の想像で話しの続きを
畳み掛けてくる(-_-メ)
いや、そうじゃなくてね、、
と私が話を続けて
またすぐに自分の想像で話しの続きを
畳み掛けてくる(~_~メ)
いやいや…
と訂正しかけてやめた。
最近気づいたんやけど
私が喋ってる途中で
ばあちゃんが割り込んできたら
「いやいや…」とか
「ちゃうちゃう…」とか
それだけ言って、
あとは
ばあちゃんが喋り終わるまで
ジッと黙ってた方が話が済むのが早い。
ばあちゃんが
私の言わんとする話の続きを
先回りして想像で喋ってる時って
「私わかってる!私会話してる!!」
みたいな興奮が見られるから
そこで私が話すのをピタッとやめたら
少しして「あれ?」って気づいて
話すのをやめるのよね。
それを2〜3回やると、
さっきから自分が的外れなことを
何度も言って
会話が途切れてるんやなと気づいて
そのあとは一旦話してる人が
話し終わるまで聞くようになった。
(最低でも2回はやらんと気づかんが)
で、今日もそれをやったってわけ。
そしたら
話を最後まで聞く態勢にはなったけど
何やらめんどくさそうな感じ。
目が虚ろで
いつもなら気持ち悪いくらいに
目線を合わせようとしてくるのに
あさっての方向を見てる。
どうやら今日の場合は
知ったかぶりや会話の喜びの興奮じゃなく、
話を早く切り上げたくて
自分がまとめようとしていた様子。
それがわかったから
ササッと短くまとめて伝えてから
自然にばあちゃんの視界から消えるように
台所の椅子に座って
ばあちゃんがなおも話しかけてくるか
様子に耳を傾けてた。
結果、話しかけては来ず、
話し足りない時の独り言もなく。
その後、こちらの様子を
サッと伺ってから
ばあちゃんはトイレへ行った。
いつもは10分くらい籠もってるのに
数分で出てきて
知ってほしい時は
わざとらしく音を立てながら
移動するのに
音もなく2階の自室へ行って戻ってきて
「シャワーしてくるわー」と。
たぶん、ばあちゃんが
自分の中で
「今からトイレ行って
着替えを取りに行って
シャワーをしよう!」
と決めてたところに
私が何気なしに
「息子③は出かけた?」
と聞いたから焦って
まくし立てるように喋り倒したんやな。
「さあ、どうやろ?
私も知らんねん。おるんかな?
あ、私今からシャワーするわな」
って言えば
すぐ終わる話やのにな。。
いつかSNSで見た文章の中で
保存してた中の一節に
こんな言葉がある。
【結局、周りに気を遣って
我慢して期待するのは、
「謙虚なフリをした自分勝手」
なんだと思う。】
私はこの言葉と出会って
自分の傲慢さに気づいた。
ばあちゃんが気づくことは
この先、たぶんないやろうと思われる。
ばあちゃんの元々の性格や
老いから来る変化に
毎日、戸惑うし、
内心イラつくこともあるけど…
まあ、んなこと言うてても
しゃあない。
みんな行く道や。
こちらがうまく対処する術を
1つずつ見つけていくだけ。
Amazonのポイントが貯まったから
認知症の本を買おうと思う。


