ばあちゃんは
何気ない会話をしていても
「うん、うん」という相槌を打てない。
相手がワタシやったら特に。
例えばその１↓
ばあちゃん
ワタシ
「今日午後からあ（めが…）
「雨降るらしいな」
雨のあの部分から
引っ被して喋りだす。
まあまだこれ天気の話やから、ね。
天気予報見て知ってたことを
教えたかったんかな？と
まあいいとする。
けどさ
自分の知らんことでも想像して
話してる人の言葉を遮って
「こういうことやろ？」と先回りして
喋りだすんよな。
それが合ってるときでも
「え？あー、うん。まあそうね」
と話してる人は歯切れ悪くなるし
合ってないときは
「いやそうじゃなくて…」と
いちいち訂正せなあかんくて
かなりめんどい。
訂正してる時にも途中で割り込んで
「こういうことやろ？」が始まると
もう喋る気が失せてくる。
ってか常にそういう受け答えなのプラス
喋ってる人の口真似するかのように
一瞬あとを追って同じこと言うんよ。
オウムでも喋ってるのを聞いてから
同じこと繰り返すのに
なぞるように一瞬あとを
同じことを繰り返しぶつぶつ喋られるから
めちゃくちゃ喋りにくい。
それから
これはご年配あるあるなんかもやけど
自分の思い出の話が多い。
ワタシは知らん母上の同級生のこととか
10代20代の頃の同僚のこととか
個人名出して話すけど
いや、知らんし！！ってなる。
あとは
家族旅行で◯◯行ったやん！
ってめっちゃ言われても
まったく記憶なくて
よおよお聞いたら
赤ちゃんの頃のことやったとか。
とにかくそういう
受け手としてなんとも言えんような話を
何度も同じ内容で繰り返される。
で、今日のこと。
おじさん（母の弟）が亡くなった話で
おじさんが亡くなった時期が
13〜14年前なんやけど
ばあちゃんは23〜24年前やと言ったり
おじさんの浮気相手が
当時20代後半〜30代前半の若いお姉さんで
（仕事関係の人で葬儀に来て泣き崩れてた）
おばさん（おじさんの妻）と
そんなに年齢が違わなかったと言い張る。
おばさんは当時40代半ばすぎ。
え？？全然違うよ？と説明するも
全然納得せんくて。
あれ？ワタシが間違ってるのか？と
年数を数えたりしつつ記憶を辿るも
やっぱりばあちゃんの記憶がおかしい。
しかもこの話題、何度も繰り返し
ばあちゃんの口から出る話なんよね。
最終的に祖父の亡くなった時期と
思い違いしてたことがわかったと
本人も一応納得したけど
そのあとも
今ひとつ腑に落ちてない感じで
おかしいなぁおかしいなぁ、って
ひとりごとぶつぶつ。
ここのところ顕著に体は小さくなり
よくこけそうになるし、
会話もそんな感じでトンチンカン。
誰かがちょっと口ずさむと
呼び水になるように
ばあちゃんも歌い出したり。
（もちろん違う歌）
（ってか鼻歌は常）
自分はクロスワードとかしてて
近くで家族の誰かが誰かと会話し始めると
やたらひとりごとが増える。
↑この歌い出したりひとりごとを
ぶつぶつ言うのって
本人は無意識みたいなのよね。
される方はかなりうざく感じるけど。
トイレに尿漏れパッドを
広げっぱで放置してることも
多々あるし。
↑これだけは理解できない
丸めて外袋で包んで放置してる時は
まあ捨て忘れたんやなって思えるけど。
実年齢は70代前半やけど
髪は真っ白、顔はしわくちゃ
絵に書いたような老婆で
見た目は80代くらいに見えるのに
「知らん人におばあさんって言われて
私そんな老けた見た目なんかな？」と
全然自分のことがわかってないことにも
かなりびびる。
ばあちゃんの悪口を書きたいのではなくて
認知の部分にかなり不安が出てきたな、と。
備忘録として。。