犬②はパグの女の子。
今年の秋に8才になる。
最近、耳が遠くなってきとるみたいで、呼びかけても耳がピクリとも動かん。
食いしん坊やから、前までは寝とっても『おやつ』『食べる』なんかの言葉に反応して飛んで来よったんが、「おやつやで~」って呼んでも、先に犬③が何か食べとっても気づかんことが増えた。
犬①を癌で亡くす少し前、犬②にも似たようなできものが見つかった。
犬①の時は見つけるたびに病院へ行って診てもらい、毎回「脂肪腫やから問題ない」と言われとった。
何回かは注射器で中身を吸い出して検査もした。
獣医さんはホンマに毎回毎回「99%良性やから心配ない」って言い続けた。
けど、結果‥
ヤッパリ心配しとった癌で死んだ。
誤診もあるかもしれんから、かかりつけの動物病院は2ヶ所にしとった。
それでも早期には見つけられんかった。
癌やとわかって告げられた余命は1ヶ月やった。
犬やから自分で言葉で説明できひんからできるだけのことをしてやらな!って病院へ行ってたけど、今は間違いやったと思う。
病院へ連れて行かれるだけ犬にとってはストレスで、薬だ注射だってアレコレされたら不安で仕方なかったやろう。
犬②のできものも、犬①の診察の時に一緒に診てもらったことがあるけどヤッパリ「脂肪腫やから99%良性で問題ない」と言われた。
そこから5年経って脂肪腫は増えていってる。
犬①の時と似とるけど、もう病院では診てもらわんつもり。
犬②が苦しそうにし始めたら、痛み止めは出してもらうつもりやけど。
犬①が癌やとわかった時に色々調べとったら、癌になりやすい犬種ベスト3がゴールデンR、パグ、ラブラドールRやった。
引っ越す前のご近所さんで散歩仲間のゴールデンRも何匹か癌やった。
脂肪腫がある子はゴールデンRとラブラドールRが多かった。
パグのお友達は1匹しかおらんくて、たまにしか会わんかったから聞けずやったけど。
犬③は4才になったけど、何もできてない。
白い毛も出てきて耳が遠くなり目も少しずつ白っぽくなってきて確実に年をとっとる犬②。
まだまだ元気でおってほしいし最期は病気ではなく老衰で逝ってほしいけど、なかなか難しいやろうな。
今はまだ、犬②らしく毎日楽しく元気に過ごしてくれとるのを見れるだけで、それだけでみんな幸せや