みなさんは炭っていうと何を思いますか?
焼き肉?焼き鳥?
なるほどイイですね~大好きです(〃∇〃)
しかし今回は違います。
金属を加工するのにも炭を使うことがあるのです
主に金銀銅など比較的やわらかい金属に使います。
ジュエリーの専門学校などでは多分教えないというか必要ない技術かもしれません。
伝統的な金属工芸では使うのですがね。
どんなふうに使うのか、ちょこっと紹介します
シャコシャコって木の年輪を利用して銀を研いでいるところ。
そうです、炭で銀を削るんですよ~
今のサンドペーパー(紙ヤスリ)みたいな傷を細かくする効果があります。
昔は自然界で手に入るもので金属を加工したわけですから、色んな物を工夫して使っていたわけです。
それがまた現代でも一番都合が良い事もあるわけでして、昔の人は頭いいなあ~って感心することしかり
最近では電動工具などで削るのがポピュラーですが
ここは炭砥ぎでなければ!!って使いどころもあるので僕は良く使います。
修行時代は半日~一日中、炭砥ぎしてることもありました。
そうすると爪や指紋まで炭が入り込んで数日落ちません。
帰りの電車では黒い指先を隠して帰ったもんです( ̄▽ ̄)=3