2024年が始まり、すでに2月。
辰年が始まったとされる日本ですが
東洋系占いでは旧暦仕様のために、
いまだに癸卯年です。
春節(旧暦)を迎えて、やっと甲辰年になります。
日本でも江戸時代までは旧暦を使っていたのに、
明治時代になって、今の新暦を使い始めました。
そもそも「干支」は旧暦からきているのに、
日本は新暦1月1日から干支を切り替えてしまう・・・
これが大変ややこしいのです。
例えば2024年の1月1日に生まれた赤ちゃんは、
日本では辰年生まれと言われます。
でも先に書いたように、
今はまだ旧暦ではまだ新年が来ていないので、
卯年生まれです。
つまりは、干支のお守りとかも
「卯」のものを持つのが正解です。
毎年の春節(旧正月)は、日が違います。
だいたい1月の後半から2月の前半になるので
1月2月生まれの方は、ホントの干支を
知っておいたほうがいいと思いますよ~
長々と書きましたが、
こういうウンチクって大事なんです。
あなたが東洋系の占いをするにせよ、
西洋系の占いをするにせよ、
その占術のウンチクや背景とか歴史とかを
ちゃんと勉強しておいてください。
お客様に鑑定の結果を伝えるときにも
説得力が増します。
逆に知らないと、信ぴょう性に欠けるんですよね~
「占い」に対して、懐疑的な人もいますから、
そういう方に納得してもらうためにも、
「当たる占い」をするのはもちろんですが、
占いの諸々も学んでおく必要があります。
また、個人のデータだけで占うと、
ズレることがあります。
世の中全体の流れを掴んでおいて、
そのうえで各自の鑑定をするほうがより
「当たる占い」になります。
世の中全体がすごい不景気な時に、
「金運ばっちり」という鑑定結果が出たとしましょう。
そうすると、
いくらその人の金運が100点満点だったとしても、
世の中の不景気に足を引っ張られて、
85点くらいになっちゃうわけです。
反対に世の中の景気がいい時なら、
本人の金運が少しくらい悪くても、
あまり影響を受けないということもあります。
あるいは、
コロナの時期は世界中が行動制限されて、
大変でしたよね?
あの時期に運気ばっちりで、
飛躍の時です!となっても、
どう考えても飛躍しづらいですよね~
こんなふうに、
世の中の流れとか傾向というのを
加味しながら鑑定する必要があるわけです。
干支の話もさることながら
占い師として知っておくべきことはたくさんあります。
では、今日はこの辺で~
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