世の中にはいろいろな商売がありますが、
「薄利多売」と「高付加価値」ってあります。
例えば、
ユニクロなどは「薄利多売」でしょうが、
シャネルなら「高付加価値」。
ユニクロでも最近はスーツを始めたようですが、
上下でセットアップしても1万円位でいけちゃう。
それに対してシャネルだと、
上のジャケットだけで100万円以上
なんてざらにありますよね。
あるいは、
お寿司で考えてみましょう。
回るお寿司屋さんなら
一般女性の場合1500円位で
お腹いっぱいになるかと思うのですが、
銀座の高級お寿司屋さんなら
1500円では1カンすら
食べることはできませんよね。
もちろん
スーツでもお寿司でもピンキリで、
ピンとキリの間にもいろいろな
価格があるわけですが、
大衆価格なのか、高級価格なのか、その中間なのか・・・
占いの世界も同じなんです。
どの路線でいくかは商売の基本といえます。
この路線を間違えちゃうと、
お客様を呼び込むことはできないのです。
別の角度から考えてみましょう。
ホステスさんという職業があります。
男性と会話しながら
お酒をお酌するわけですが、
お酌するお酒の原価は同じでも、
1杯3万円のお店もあれば、
1000円のお店もある。
そして、ホステスさんのお給料も
時給3万円もあれば、1000円もある。
3万円と1000円の違いは何なのでしょう?
お酒の原価も仕事の内容も同じなのに・・・
それなら誰でも3万円の方がいいですよね?
確かに値段だけ見れば、
3万円の方がイイでしょうが、
その分3万円の方は経費がかかります。
例えば、お酒の原価は同じでも、
そのお酒を入れるグラスは、
やはりクリスタルとかの高級な
グラスにしないとマズいです。
もちろん、
店舗の内装も備品もすべて高級にしないと、
3万円払うお客様は満足しないでしょう~
そして、ホステスさん、
ある程度の容姿も必要でしょうし、
あと高級な衣装やアクセサリーに身を包んで、
3万円払える高収入殿方を満足させるような
会話力やマナーが必要になります。
一言でいうと、
1杯3万円のお店は、設備(内装や備品)も
そこで働く人員(ホステスさんとその衣装)も
高級な上に、レベル(会話力やマナー)も
高くなければいけない。
つまりはそれなりと投資も必要だし、
誰でもなれるわけではありません。
それと
お客さまは高いお金を払っているのですから
高級を求めているわけで、
接客にはかなり気を使うことでしょう・・・
長々と書いてきましたが、
何が言いたいかというと、
どんな商売にもいろいろな価格帯があって、
価格と提供する商品やサービスが
合っていなければいけない、
ということなんです。
シャネルのスーツはゴージャスなお店で
丁寧な接客を受けて購入しますし、
そのスーツは何年経っても素敵なままでしょう。
商品(サービス)と価格が
合っていなければならない、
これは商売の基本なんです。
合っていれば、
高くても安くても構わないのです。
では、占い師として考えてみましょう。
実際にワンコイン(500円)の
鑑定料も見かけますし、
ウン十万の鑑定も・・・
まずは、現在のアナタの立ち位置と
アナタの理想を考えてみて下さいね。
では、だいぶ長くなってきたので、
今日はこの辺で~
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