占いはオンナ、子どもだけのものじゃない！

自己紹介する場面で必ず聞かれること

【占い師になったきっかけ】

もともと子どもの頃から、占いが好きでした。

というか、昭和の時代、多くの女子は
占いが遊びだったりしたでしょ。

雑誌「マイバースデイ」なんか
すごく流行ってたから、同世代の女性は
読んでいたとか、覚えている方も多いと思う。

それで、友達同士で占ったり
文化祭で占いの館をやってみたり。

占いは身近で、そんな経験があったものの
本格的に、占いに触れたのは
やはり、占いの本場台湾に来てからです。

商売をするんなら
占ってもらわないとだめだよと
周りの人が言うの。

台湾は占いが生活のいたるところに
活用されていて、

ゆりかごから墓場までというほど
生まれた時から亡くなるまで
占いで物事を決めるわけ。

どういうことかというと
帝王切開率が世界中で群を抜いて多い。

良い出生日時を選ぶ人が多いということです。

それから、名前を占いで決める。

日本でも姓名判断はあると思うけど
台湾では比較にならないほど
占いが重要視されています。

余談だけど、先日台湾のスシローで
「名前に鮭魚（サケ）」がつく人は
無料で寿司が食べられるなんて
キャンペーンをしたら

なんと100人以上も改名したんだとか。

回転寿司のために改名する人が
いることに台湾人もびっくり！

ということで、ニュースになったんだけど。

台湾では改名自体は珍しいことではなくて

運が悪くなると、占いで姓名判断してもらって
改名することはよくある。

ただし、3回までだけどね。

それと、墓場までというのは
どういうことかというと

亡くなる日は選べないけれど
お葬式を出す日を、占いで選ぶわけです。

これが結構、重要視されていて
子孫の運命まで左右するということで
お金持ちになるほど、日を選ぶのに慎重になる。

だいたい普通の人が1週間から2週間以内に対し
お金持ちの人は、1か月とか2か月後に
お葬式を出すこともあるのよね。

これは本当に台湾らしい習慣だと思う。

私の話に戻ると、

占い師の先生にみてもらって
そのとおりにしてたら
最初から経営状態が良くて
右肩上がりになっていく。

いや、台湾の占いって
本当にすごいな～と実感するわけですよ。

そこで、こんな素晴らしい本場の占いを
日本人にも受けてほしいなと。

正直、観光客相手の占い師さんは
すべてとは言わないけれど、

日本語が話せるだけで
占いのスキルはいまいちというのもあって・・・。

それを観光客の人が見極めることは難しいしね。

台湾にはすごい占い師さんがいることを
知ってほしくて

それで、台湾人占い師を集めた
占いの館を始めたわけです。

私自身も先生について
占いの勉強を続けるのだけれど
それはあくまでも自分のため。

だけど、ある時、先生に
「なんで占いを見ないの？」と言われ

「私、みても良いんですか？」と。

「君はもう10年も本場の占いを
勉強しているんだから、みれるでしょう」

「中国語は下手だから、台湾人はダメだけどね。
君のところのお客さんは日本人ばかりだから
できるでしょう」

そんなありがたい（？）お墨付きも頂いたので
自分のお店で、遅まきながら
占い師デビューをすることになったんですよ。

まあ、それからは「地球の歩き方」「るるぶ」など
多くのガイドブックや雑誌で紹介されて
おかげさまで、占い師龍羽ワタナベが
認知されるようになったというわけです。

いまじゃ、これまでの経営感覚を活かした
ビジネスコンサルティングもできる占い師として
やっています。

占いはオンナ、子どもだけのものじゃないんですよ。