コーチングは、多くの場合、

「会話」を通して行われます。


「ことば」を使わないコーチングや
「ことば」を使わずにコーチングする

 場合もあります。



でも、大概は「ことば」を通じて
コーチングを進めていくやり方をとります。



よく「字は人を表す」なんて言ったりしますが
コーチングをしていると

「ことばは、人を表す、んだなぁ」

と毎度毎度実感します。



それは、どんなことばを、

どう言うか、が

 


その人や、その人の考え方や、

その人の生きざまや

 

 

もろもろ、

その人のことを

映し出しているからです。





実際のコーチングの場面でも
クライアントの方が「解決したい」と思っていることや
「実現したい」と思っていることに関して


カギ


になっているコトは、


実は、クライアントの方が

無意識にやってしまっている

 


「ランゲージパターン」の中に

見出すことができるケースが
しばしばあります。




「ランゲージパターン」というのは、

 


つい習慣的につかってしまっている

言い回し

 

 

ある特定の分野に関することになると
とたんに出てくるフレーズとか


なのですが、その人がふだんから

しきりに口にすることばが

 


カギになっている場合もあれば、

特定の話題に関してハナシが及んだとき

 


いきなり特定の言い回しがかなりの

頻度で会話の中に出てくることがあります。


そこに気づいて、

気をつけてお話をうかがっていると

 


状況が難航してしまっているわけや
現状を打開するための策が
導き出されてくるのですよね。





ランゲージパターンでも、どのようなものが
カギになることが多いか、敢えて例を挙げるならば…

 


・なんども繰り返して口にしている


・言い方(語気やトーンなど)が変わる


・それを言うときの表情がちょっと他の場合とちがう
 …多くの場合、表情が“ゆがむ”

 


という感じ?でしょうか…



あとは、その人独特の表現や
ちょっと一般的に使われているのと

違うような意味合いで

 

使っているようなフレーズも、

意外とキモだったりします。



自分自身の口癖とか、

ことばのパターンとかを気づくのは、

 

 

なかなか難易度が高いかもしれませんが
周りの人のものなら、

比較的観察(?)しやすいのかも。



自他の「ランゲージパターン」に気づけるようになると
そこから「変化」を生み出すキッカケも
つかみやすくなっていきます。