ご報告 | マットのブログ

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3日ほど、ぺた、ライフのお手伝い、きたよ など

出来ない状態になっておりました。

自分で、どうやって、今の心境をつづっていいものか、

頭の中の整理がなかなかつかない状態なのですが、

前々からここに記していた母の事で、

大変心配していてくださっているお友達に

ちゃんと知らせなくてはいけないし、

ここは私にとって、

本来自分の本音を記す日記であるわけなので、

つたない文章ながらも

ありのままの真実を記そうと思います。





12月15日 木曜日 23時52分

私の母が永眠いたしました。

享年79歳 でした。



この前の保留分に記している通り、私はこの日は

母の事は姉に任せて、バイトが終わってから帰宅しました。




夕方7時前に、姉から送られてきたメールには


母は、熱が38.6度あり、意識もずっとあやふやで

周期的に呼吸も苦しそうで、食事もできず寝ているだけ、

先生の話では、白血球と炎症反応を示すものの値が高く、抗生剤を入れた。

相変わらず血糖値は高いまま(400ぐらい)

今日は手もほとんど動かさず、体を触ると痛そうに顔をしかめて声を出すので

「ゆっくり息して 大丈夫 落ち着いて」と胸を撫でながら言うのが精一杯だった・・・




呼吸が苦しそうという事を気にしつつ、

家族のご飯を作って、食べて、

お風呂に入ろうとした時、りゅうが「電話だよ~」

姉からでした。

「夕方お父さんが見に行ったら、40度も熱があるって

心配して電話してきたから

今からお姉ちゃん病院行ってくるね!!」


40度???

熱下がるよね。。。? 大丈夫だよね??


落ち着かないまま、でも

大丈夫、お母さんは大丈夫。熱もすぐ下がる!!と

心の中で自分にずっと言い聞かせていました。



その後、21時半ごろに姉からメールが。

看護士さんが来て、熱が少し下がったと言ってた。

でもすごく気になるから大丈夫なのか?って聞いても

「1時間おきに見回るから」ってつめたく言われて

仕方なく家に帰りました。

お父さんも明日朝早く行くって言ってるので、また報告します。




熱、、、ちょっと下がったんだ。。。良かった。

お姉ちゃんが帰ったなら、やっぱ大丈夫なんだよね??




旦那は、ご飯時にビール(500ml)と、

後から焼酎を1杯飲んで

22時ごろには子供達と一緒に布団に入ってしまいました。


私は、、、確か、、、「蜜の味」を観ていた気がする。。。

いや、前の保留分の記事を書いてたんだとも思う。

そうそう、書いてる時に、

自宅の電話が鳴った。


かなり緊迫したいつもと違う姉の声で

「今病院から連絡あってね、お母さんの呼吸がおかしいから

すぐ来てくれって言われたから今向かってる!!

お父さんに電話しても出ないんだわ~」




ど、ど、どうしよう。。。

お母さん、、、危ないの??

とりあえず、お父さんに電話しなくちゃ!


何度も何度もかけたけど出なかった。

隣に住んでいる叔母の家にかけたけど、こちらも出ない。。。



どうしよう。。。とりあえず、旦那に言わなきゃと思い、

「今、お姉ちゃんから電話で、お母さん、呼吸がおかしいから

すぐ来てって言われたって、、、大丈夫かな。。。」

声をかけたら旦那が起きてきた。



今すぐ私も行った方がいいのかな? いいのかも。。。

どうやって?? 

確か、アルコール飲んでたし、、、電車もう終わってるし、

タクシー??


頭の中がグルグルしてきて、

「タクシーだとどれぐらいかかる??1万円以上だよね??」


これは決して、金額の問題で聞いたんではなく、

車運転できる状態じゃないかも知れないけど

連れていって欲しい。。。っていう気持ちで

旦那に問いかけた言葉。


ちょっとの間考えていた旦那が

「タクシー呼ぼうか。番号どこだったかな。」

探したけど、すぐ見つからなかったので、

ひとまずトイレへ。。。




旦那がトイレに行ってる間、なんだかすっごい焦ってるのに

体が動かなかった。。。


すると、23時22分、姉からケータイに着信。。。!


「今すぐ来てね、すぐだよ。ね、ね」

「・・・わかった」


「お姉ちゃんがすぐ来てって言ってるから

もう私とりあえず行くね!!」

慌てて、とりあえず適当な服に着替えて、上着を着ると

旦那が

「駅まで乗せてってあげるわ。そこでタクシーに乗ればいい。」



慌ただしく、車に乗り走り出しました。

「高速使ってもらいなよ。そうすればすぐ着くから」



しかし、、、駅には1台もタクシーは停まっていなかった。

そのまま、車を走らせ、、、

駅とは反対方向へ。。。


「ETCカードが挿入されました」



コンビニに走っていった旦那の手には、1本の缶コーヒー。

そして、、、名古屋まで向かってくれました。


お酒が入っているのもあったし、しかも深夜。

風がかなり強かったので、

運転は、かなり慎重で、スピードは昼間よりかなり遅く感じました。

旦那なりに今まで感じたことのない緊迫感を感じていたのかも知れません。

晩ご飯の時に食べたキムチでちょっとお腹の調子がおかしくなり、

しかも上着を着ないまま来てしまったので、寒くて冷えたのもあり、

途中のパーキングでトイレ休憩。。。



その間、姉から電話があったら、、、もし今連絡があったら

母が、、、ダメだったって事になるかも。。。


だから、姉から連絡がないように、、、とそればかり祈ってました。





この時ほど、名古屋までの距離が長く感じられた事はなかった。

名古屋市内に入ってきたら、、、

指先がしびれてきて、、、あぁ、、、どうしよう!!

まだ大丈夫だよね。。。?



ようやく、0時20分過ぎ、病院へ到着。。。

旦那は、今の状況に耐えられないと思ったのか

そのまま寄らずに帰宅しました。



病院の入り口に兄がいて、「2階、2階」

二人で階段を駆け上がると、

義兄さんと、姉の義母が待合室にいて、

病室を指差しました。



病室に入ると、、、父と姉が。。。

「◯◯ちゃん。。。

お母さん、◯◯ちゃん来てくれたよ。」



母は、亡くなっていました。

まだ暖かかったです。

姉が病院から連絡をもらって駆け付けた時点で

すでに心臓マッサージが行われていたそうです。


義兄さんが、父を呼びに実家まで行ったけど起きてこないので、

庭から父の部屋の方へ行き、ガラス窓をガンガン割れんばかりに叩いて

起こしてきたようです。


父は、しばらく放心状態で、機械のモニターを見つめていたらしいです。


亡くなった時間は23時52分。

先生は最初、心筋梗塞 だと言っていたようです。


母は、とてもおだやかな、ほっとした顔をしていました。

そして、口元は微笑んでいるようでした。



やっと、痛みから、苦しみから、解放されたんでしょうね。。。

苦しかったね。。。