宇佐美 まことさんの「鳥啼き魚の目は泪」を読みました。
宇佐美さん、今年7月の新刊。
このタイトルは松尾芭蕉が、奥の細道の旅に出る時に、別れの気持ちを詠んだ
「行く春の 鳥啼き 魚の目は泪」
から引用されている様で。
小説の中にも別れのセリフで、出てきます。
松尾芭蕉の俳句で何が好き?と聞かれたら(そないに知らんけど💧)
この句になる位、ジーンときました。
お話は、、
その美しい庭は、人の心を曝け出す。
駆け出しの造園設計士・高桑は大学の卒論で作庭師・溝延兵衛と、
武家候爵・吉田房興が兵衛に依頼したもので、
昭和初期。限られた時代を生きたある華族の哀しみと、
良かったですねー
明治時代からの華族のお話がメインで。
家を守ると言う事のみに生きると言うのは💦
下々の僕らには想像もつかないこと💧
泪を仕掛けた庭師も良かった。
泪と言う事で、ジャンゴ・ラインハルトで「Tears」
新居機、配信販売中です♫
よろしくお願いします(^^)