遠田 潤子 イオカステの揺藍 | ryumideeのブログ

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自分なりに気になった事、レビューしていきます。
かなり偏っているかも!?です(^.^)

遠田 潤子さんの「イオカステの揺藍」を読みました。



遠田さん、先月の新刊です。

今回も凄かった💦 2時間ドラマを見ているよう‼️

ぐいぐい引き込まれて、あっという間に読みました。


イオカステとはギリシャ神話に出てくる、悲劇の王妃の事で。

登場女性を暗示しているのかな❓


お話は、、


“絶望”から、目を背けるな。

バラが咲き乱れる家で、新進気鋭の建築家・青川英樹は育った。

「バラ夫人」と呼ばれる美しい母。

ダムと蕎麦が好きな仕事人間の父。

母に反発して自由に生きる妹。

英樹の実家はごく普通の家族のはずだった。

だが、妻が妊娠して生まれてくる子が「男の子」だとわかった途端、母が壊れはじめた...。



良かったです‼️

「母性」「虐待」「家族」などがテーマでして、家族それぞれの目線から、話が進んでいきます。

気持ちが上手く伝わらず、すれ違うシーンは切なく💦

虐待シーンはもうやめてーと思う位💧


読み終えてしばし、呆然として、色々考えさせられました。



その本に音楽をならそう♫
揺籠と言う事で「Cat’s Cradle」マイケル・ブレッカーで