【ペルー支部の結成】
大パレードの翌日、県連会館ホールでの祝賀会の中、ペルーの慶祝団の団員という若い女性から面会を求められた。彼女は、パレードに感動したこと、次年度1999年には日系人ペルー国移住百周年が開かれ、そこで今回のパレード以上の感動を創り出したいと熱く語った。後にペルー支部初代支部長となる諸見里清美である。
そこで、南米での祭り太鼓の活動に関しては、今後アルゼンチン支部に一任するのでぜひアルゼンチン支部の協力を得るよう伝えた。
そして、1998年12月の年の暮れ、ペルー支部の結成と指導、100周年事業の企画を目的にアルゼンチン2代目支部長となる細川拓と共に初めてペルーに渡った。
アルゼンチン支部とペルー支部の繋がりはとても深い。その後もペルー支部1周年や100周年事業に参加するなどペルー支部の発展に尽くしたアルゼンチン支部の役割は大きく感謝したい。(つづく)
(文:與那嶺昭)