シン・ゴジラエキストラ日記1・・・鎌倉ロケ。 | きまぐれにっ記

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今更ながらシン・ゴジラのエキストラ日記。

伊丹十三監督のマルタイの女でエキストラデビューして忍-SHINOBI-で再開してはや約21年。
いつかゴジラとか特殊撮影映画に参加してみたいと思い続けようやく夢を叶える事ができました。

夢を抱き続け18年後の2015年夏、友達の紹介でゴジラの最新作に出る事になった。
紹介者曰く、ゴジラは人気なのでエキストラの応募は倍率が高くかなり難しいとのこと。日本国内だけではなく海外からの応募も殺到しているので普通に応募しても参加出来る可能性はゼロに等しい。
海外からの参加は日本語の指示が理解出来ないと事故に繋がるためお断りすることにしたとのこと。


鎌倉ロケ
一番最初に参加したのは鎌倉駅前ロケだ。
観光客で賑わう鎌倉の町に巨大不明生物が海から上陸する。
巨大不明生物上陸で街中に警報音と防災無線が鳴り響き避難を呼びかけ大パニックになった住人や観光客が逃げ惑うシーンである。エキストラたちは逃げ惑う観光客や住人たちを演じる。


撮影場所は鎌倉駅前にある御成通り(江ノ電乗り場方面)。平日とはいえ観光客で賑わう鎌倉の町を通行止めにして行ったためトラブル続出である。

数十人のエキストラたちを何グループかに分けスタートの合図で逃げ回る。

中には後ろを振り変えながら逃げるもの、悲鳴を上げて逃げるもの様々である。


海が見える公園で崎陽軒のシュウマイ弁当を食べてお昼休憩。午後からは場所を移しての撮影が始まる。
次のシーンは、江ノ電の線路上にカメラを置き踏切を渡って逃げる住人たちを撮影する。
さすがに江ノ電を止める訳には行かないので江ノ電が通り過ぎた僅か5~10分の間にテストと本番を繰り返しての撮影だ。
近くの駅には課外学習や修学旅行の小中高生で賑わいゴジラの撮影と知ると大騒ぎになった。
 
何も見えない巨大不明生物から想像だけで演技をするのは難しくもあり楽しいものだと感じました。

                                                           続