ダ・ビンチ・コード | きまぐれにっ記

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ダ・ビンチ・コードを鑑賞して来ました。

これからこの映画を観に行こうと考えている人へ


  ①特集番組などを参考にして予備知識を付けてからいくべし。
  
  ②原作本を読んでからいくべし。

  ③無理して字幕で鑑賞せずに日本語吹き替え版で鑑賞すべし。

この映画は、2時間30分の長編で話が複雑なのでキリスト教などの知識がないと理解し難いです。それに加え、無理をして字幕版で鑑賞すると英語が分からない人にとっては余計に理解し難くなり、数十分後には夢の中なんてこともありそうです。実際、理解出来ないためかケータイを取り出し暗闇でゲームをする人もいました。

最低限の予備知識


 アナグラム
  
語句の文字を並べ替えて、異なる語句を作ること。主人公ラングドンは、殺された美術館長が書き残した文の中の「O, Draconian devil(おお、ドラコンのごとき悪魔よ)」という文が「Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)」のアナグラムであることを見破る。

オプス・デイ

主人公のラングドンとソフィーを狙う暗殺者である修行僧シラスが所属する宗教集団。1928年にスペイン人司祭が設立した実在のカトリック系教団で、現在世界80カ国以上に約8万4000人以上の信徒がいる。この教団は原作におけるこの教団の記述を否定し、教団のオフィシャルサイトに反論を掲載している。

シオン修道会

ルーヴル美術館で死体となって発見されたジャック・ソニエール館長が、総長を務めていた秘密結社。1099年に設立された秘密結社で、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチやボッティチェルリ、小説家ビクトル・ユーゴー、科学者アイザック・ニュートンらがメンバーだったという説がある。本作の原作にもそういう記述があるが、1956年にピエール・プランタールという人物によって捏造された架空の集団だという説もある。

マグダラのマリア

新約聖書に登場する人物で、本書で暴かれる驚愕の事実のキーとなる存在。新約聖書では、イエスにより7つの悪霊から解放され、十字架上でのイエスの死を見届け、また、イエスの復活を目撃する。彼女の職業は娼婦であると信じられてきたが、1969年にバチカンによってこの見方は撤回されている。

  聖 杯

イエス・キリストが最後の晩餐で使った、または十字架にかけられたイエスの血を受けたとされる、聖なる杯。ラングドンの研究仲間でもあるリー・ティービングが、その伝説について探求している。中世にはこの伝説と地元の英雄伝説が結びつき、騎士が聖杯を求める旅に出て試練を乗り越えて手に入れるという聖杯伝説が多数生まれた。アーサー王と円卓の騎士の伝説もそのひとつ。