日の丸山展望台
南大東島は、サンゴ礁が隆起して出来た隆起環礁の島
周囲は断崖絶壁になっており砂浜がない
縁の高いお盆を海に浮かべたような形
盆地のような島で最も高台海抜63mに位置する展望台
日本軍の撤退が早かったから被害はなかったそう
以下、ありの木 20th Anniv.より引用
平坦な土地と思いきや、所々窪んでいます。
窪んでいる場所はドリーネと呼ばれ、カルスト地形によく見られる窪地です。
そもそも、南大東島は、珊瑚礁が隆起してできた島なので、地盤は石灰質。
石灰は水に溶けるため、徐々に浸食され、
地下は無数の空洞が空いたスポンジのような状態になっています。
ドリーネは、地下の空洞が崩落し、土地が窪んだ場所になります。
開拓前の南大東島は、こうしたドリーネがいくつもあったらしく、
それを一つ一つ埋めながら、現在の平坦な土地に整地していったそうです。
(今でも、突然地面が崩落することがあるのだとか。)
民家の多くは、ドリーネを埋めた上に建っているそうです。
というのも、在所(中心の部落名)から離れると、
ライフラインを整備するのにお金が掛かります。
特に困るのが下水道だそうで、ドリーネの上であれば、
下に地底湖があることが分かっているため、
そのまま垂れ流せるのだとか。
かつて南大東空港は、島の中央部にありました。
しかし、滑走路の長さが足りなかったため、現在の旧東地区に移転した経緯があります。
現在ターミナルビルは、グレイスラムという会社のラム酒工場として使われています。
https://www.arinoki.com/travel/minamidaito/page05.shtml
以上 引用終わり
私がコルコル(ラム酒)を買いにこの工場まで
ホテルから徒歩で歩いていく途中、
滑走路の土地を使った、村営住宅を見ました。
さとうきび畑の真ん中で、都会的なアパートが並んでました
住民票を移せば村営住宅に住めると聞きました
南大東島で家を建てるには、土地はあるが
砂を沖縄本島から運ぶので高くなるそう