海軍棒プール | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

南大東島は別名ボロジノアイランドと呼ばれ、

1820年にロシアの海軍佐官ポナフィディン氏が

現在の大東諸島を発見し、

指揮していた艦船「ボロジノ号」にちなんで

ボロジノ諸島と命名したとされています。

 

 

 

島の名 ボロジノアイランドが海図にあり

ロシア領となることをおそれ海軍が

当時はまだ無人の島を探検し

日本の領土と証明するものを建てたという

 

 

海軍棒の名前の由来は、

1892年に海軍の軍艦がこの島を探検したとき、

測量の基準として建てた標柱から。
現在は、復元されたものが建っています。

 

 

この棒(写真右端)は、ここが日本固有の領土であることを示すために

「大日本帝國海軍」と書かれていたのだそうです。

このことから、この場所は「海軍棒」と呼ばれています。

 

 

 

南大東島には砂浜がないため、

子供達が安心して泳げる施設を、

ということで造られたのだそうです。

 

プールとはいえコンクリートで固められたわけではなく、

掘る作業もダイナマイトを使ってプールのような形に岩をくりぬいたもの

 

「海軍棒プール」の水深は1.5~2.5m

 

 

南大東島には 「海軍棒プール」は東海岸、

「塩屋プール」は西海岸に分かれて人工プールがあります。

 

「海軍棒プール」は満潮時には海の中に消えてしまいます

 

トイレはありますが、更衣室やシャワーはありません。

水着はあらかじめ”仕込んで”いった方が無難