篠田桃紅さん | 猿の残日録

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いろんなことがあるが、人生短いから前だけを見たほうがいいですよ。江原啓之 今宵の格言

 

相棒、カツカレー  私、照り焼きチキン定食

 

 カレーを食べるなんて珍しいと思ったら、昔の親切なおじさんを

 思い出したという

 照り焼きチキン 日替わり定食だった とにかく安い

 私の好きな「いつもの店」 にはかなわないが

 

 

8時~20時まで、30℃超えていた  2017. 8.11

 

 最高気温 14時の34℃  35℃いかないから7月よりマシ

 沖縄は7月が最も暑い 8月は、例年なら、台風が来る

 でも、今年は来ていないので、ずぅーっと暑い 晴天続き

 

図書館の異常な冷気に慣れると、家よりずっと快適です

 

 広い館内、意外と空いている

 わざわざ図書館に来る人は少ない

 内地人(ナイチャー)が図書館にいるのかなと、顔を見るが色々

 お年寄りで本を読む元気のある人が来ている

 本を読む元気と余裕がある=贅沢 と、私は思う

 

今日は山の日 祝日  2017. 8.11

 

 沖縄の図書館は、祝日休館となる

 内地ではあり得ない

 

その他、沖縄の図書館で面白いのは

 館内にある本でもネット予約ができる

 館内にある本なのに、指定の棚に並んでいない

  (読んでいる可能性低いので、おそらく違う場所に

   戻されているはず  そうするとネット予約が便利)

 予約入っていないと、貸出延長が、何回でもネット上でも出来る

  一度返却に持参する必要がない

 テラス席 (屋根はあるが屋外) で、ずっと過ごす若い人もいる

  沖縄の人は、強烈な冷房をさほど好まない 自然な暑さが好き

 

 

 

マックスバリューに行った

 

本屋さんで見かけたいい本

 

 篠田 桃紅 (しのだ とうこう)さん  本名:篠田 満洲子さん

 生誕 1913年3月28日(104歳)
 絵画、版画
 映画監督の篠田正浩は従弟にあたる。

 

墨を用いた抽象表現主義者として、世界的に広く知られている。

著書に「一〇三歳になってわかったこと」

「一〇三歳、ひとりで生きる作法」など。

 

「103歳になってわかったこと」 (2015年出版) を少し立ち読み

 

 長生きしたからわかることがある …

 しっかりした内容で、100越えた人の文書とは思えない

 私にはかなり参考になるところがありました

 肺結核で若い頃療養、完治して今もお元気らしい

 43で渡米、ずっと独身

 アメリカ滞在中、数回の個展を開き高い評価を得るが

 乾いた気候が水墨に向かないと悟り、帰国とのこと

 

 ひとりの生き方についての考え方が素晴らしい

 人という字の古代文字はこうだから、今の文字とちがい

 人は支えあって生きていたわけではない という話が面白い

 今の人という文字は、こういう意味だろうと説明まである

 一人で生きる なかなかこのお歳ですごい

 

 佐藤愛子さんの本も沢山並んでいて、思ったことをストレートに

 書いてあるのが面白く、それとはちょっとちがった本だったので

 図書館に、篠田 桃紅さん の本があったから予約しました

 

 

兼好法師の言葉、20年前、30くらいの人が同じことを言った

昔の人は、こう考えていたのだろう

百過ぎて生きている著者の写真は、私には、きれいに見えます

 

 

しまいにはなにもできなくなる。それで死ぬのね、きっと(笑)。

 

  (笑) と表現したのは誰なんだろうと思った

  104歳の女性が書いたとしたら、日野原さんより感覚が若い