一般に企業価値というと以下のように評価されます。
企業が将来にわたって生み出すキャッシュフローの現在価値(将来発生するキャッシュが現時点でどのくらいの価値があるかを判断する指標)を指します。
会社とは、様々な投資プロジェクト(事業計画)の集合体、貸借対照表(B/S)における資産は、これらの投資プロジェクトを集めたものです。
従って、会社全体を1つのプロジェクトと見、そのNPVを計算することが企業価値の考え方で、算出の方法はNPVと同様で、次のようになります。
1)会社のフリー・キャッシュフローを、可能な限り予測する(通常は10年)。
2)資本構成を求める(E:株式発行=発行済株式数×株価 D:借入、Dは簿価で代用する)。
3)WACCを計算する。
4)フリー・キャッシュフローを資本コストで割引く
*割引率NPVが大きくなるほど生み出す価値は大きくなります。
これが、お金や、株式から求められる『企業価値』です。
企業や事業を数字的に分析・評価する側面において非常に重様な指標です。
しかし琉球スタイルプロデュースが考える企業価値は、違う側面も大切にしています。それはズバリ
『企業・事業の永続性』
『いかに長く事業を継続できるか?』と言うことは『儲ける』以上の価値があると考えているからです。勿論「発展しながら継続」することが最も理想的ですが、「ある程度の水準(財務的)を維持しながらの継続」であれば、『継続』にこそ大きな意味があると考えています。
『継続』するとは言いかえれば『文化』を作ることでもあります。
『流行』は文化ではありませんよね?
多くの他者が必要とし(或いは認め)、社会に広く伝播し、継承されることが必要です。
では企業の活動が『文化』となるにはどのくらいの期間が評価される『継続』で、何が必要なのでしょう?
期間に関しては
30年以上
その為に必要な最低要件は3つ
①企業・事業のビジョンに普遍的社会価値があること
②人材の育成システムがあること
③オンリーワンな商品・サービスを持っていること
貴方の会社や事業はこれらをお持ちですか?
もしくは作り出そうとしていますか?
琉球スタイルプロデュースのコンサルティングはこの観点を重視し
『企業・事業の文化造りと永続』
をお手伝いしています。
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