2017.10.09 滋賀県リレーフォーライフ | 琉球國祭り太鼓 京都支部

琉球國祭り太鼓 京都支部

「琉球國祭り太鼓」は創作エイサーの団体です。1982年に沖縄市で結成されて以来、沖縄が大切にしてきた「迎恩」の心を打ち響かせてきました。
京都支部は2001年に結成され、2021年9月12日をもちまして20周年を迎えました。

前日滋賀県のリレーフォーライフに出演してきました。
朝の10時から30分の持ち時間で5曲。ミルクムナリ、海の声、久高節、三線の花、時を越え。
小学生のジュニア女子メンバーが6人位いて、同じ背丈に皆ロン毛。分身の術みたいで可愛かったです💕

さて。
リレーフォーライフとはガンで苦しんでる方、その御家族の方達を支援する為のチャリティーイベントです。
近年では子供のガン増えているようで、病院生活のみの子供達に少しでも学校生活をとの思いで、病院内に教室を作る運動などもこのチャリティーを通して行われてます。


今年の3月に私達祭り太鼓のメンバーであった
みっちゃん が35歳の若さで亡くなりました。
癌でした。

みっちゃんは15年前に京都支部の立ち上げメンバーで同時に副支部長をしていました。
みっちゃんの演舞はそれは本当に美しくて、芯があってしなやかで、優雅で力強い、観る人全てを魅了する 華麗な舞い でした。
みっちゃんに憧れる人はとても多くて、ヘッポコな私もその1人で 同じ京都支部で同じ時間練習し 飲み 語り 仲良くなって 本当に自慢の 大好きな大好きな友達でした。

お互い結婚したので太鼓と少し離れてたのですが、3年前に会った時に乳癌やったと聞きました。胸を取ってんやけどリンパに転移した。放射治療中やねんって赤くなった胸元を見せてくれました。
胸の傷跡で手が真っ直ぐ上がらへんくなったけど癌がが治ったらまた祭り太鼓したいなー。あかんかなー?って笑って言うてました。

それから2年後の京都支部15周年記念公演も絶対来る!!って言うてくれてたけど 抗がん剤の副作用で39度の熱、むくんだり腫れたりがひどく体調最悪で、でもギリギリまで来れるように頑張ってました。
結局来れなくて でもみんなに逢いたくて その晩は悔しくてむっちゃ泣いたって言うてました。
その頃には骨や腎臓にも転移していました。

弱音も吐いてたけど子供達のため、祭り太鼓に復帰するため、すごく前向きに頑張ってました。
あほぅな私はみっちゃんは春に、暖かくなったら治ると思ってました。憧れのみっちゃんをメンバーに自慢したくて仕方ありませんでした。ほんまにアホぅすぎです。

この病院でリレーフォーライフが開催されたのは何かしらの縁やと思います。

そしてメンバーそれぞれが彼女を想い感じる出演やったと思います。


これからもここでリレーフォーライフが開催されたらいいなー。


遅くなってごめんなさい。由美子でした。