
今日は、沖縄に伝わる《迷信》について話をしたいと思います

例えば、「うたき内の木や石には魂がこもっている。だから、そこの木を折ったり石を拾って持ち帰ってはならない」などという迷信があります。
まさか、本当に木や石に魂がこもっているハズはありませんよね…

たぶん…

しかし、誰もがその迷信を信じている為に、実際にどこの“うたき”でも、うっそうと大木が茂っています

それは、自然破壊を防ぐための、沖縄の先人たちの知恵だったと言われています。
なるほど

他にも、「お盆の日に海に入ると、悪霊に海深く引きづり込まれる」という迷信もあります

これも、実は理由があるみたい

実はこの時期、天候が不安定で海が荒れやすく、海難事故が多発するので、子供達を海へ入れない為の知恵だとされています

ん~なるほどね

このように、先人たちの知恵が“迷信”として、しっかりと私たち沖縄県民の生活の中に溶け込んでいて、自然破壊を防いだり、危険回避をしていたりと、善良な行いをさせるための『言葉』であったりしてるのです

恐るべし《迷信》

確かに、小さい頃からそういう話を聞かされて育ちました。
だから、怪我も病気もなく、安心して暮らせたのかな

昨日のパパイヤに続き、沖縄の先人たちは本当にすごいですね

皆さんの地域にも似たような“迷信”があったら、ぜひ教えてください

琉球鼓舞道場 主宰