夏に恋して♬海を見ていた午後 | 春夏秋冬✦浪漫百景

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季節の移ろいの中で...
歌と画像で綴る心ときめく東京千夜一夜物語

海を見ていた午後

海を見ていた午後  山本潤子

1974年にリリースしたアルバム「MISSLIM」収録

作詞/作曲・荒井由実 

あなたを思い出す この店に来るたび 

坂を上って きょうもひとり来てしまった

 山手のドルフィンは 静かなレストラン 

晴れた午後には 遠く三浦岬も見える 

ソーダ水の中を 貨物船がとおる 

小さなアワも恋のように消えていった 

 

 

あのとき目の前で 思い切り泣けたら 

今頃二人 ここで海を見ていたはず 

窓にほほをよせて カモメを追いかける 

そんなあなたが 今も見える テーブルごしに 

 

紙ナプキンには インクがにじむから 

忘れないでって やっと書いた遠いあの日

 

〈山手のドルフィンは/静かなレストラン〉。

松任谷由実が旧姓荒井時代の1974年にリリースしたアルバム

「MISSLIM」収録の「海を見ていた午後」は印象的な曲だった。

 

 ユーミンファンのドルフィン詣でが始まった。

根岸線・根岸駅から根岸森林公園に続く坂を上り、くだんのレストランへ。

見晴らしのいい店内から、歌詞にあるように

〈晴れた午後には/遠く三浦岬が見える〉のか、

〈ソーダ水の中を/貨物船がとおる〉のか...

海を見ていた午後 山本 潤子 Afternoon watching the sea Junko