☂雨想奏♬みずいろの雨 | 春夏秋冬✦浪漫百景

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季節の移ろいの中で...
歌と画像で綴る心ときめく東京千夜一夜物語

みずいろの雨

みずいろの雨 🌂八神純子

1978年9月5日に発売された5枚目のシングル。

作詞:三浦徳子/作曲:八神純子/編曲:大村雅朗.

シングルセールスは60万枚を記録。

八神のシングルでは最大のヒット曲で代表曲であり、

多数の歌手によりカバーされている。

※日活ロマンポルノ映画『天使のはらわた 名美』の主題歌。

ああ みずいろの雨 私の肩を抱いて つつんで降り続くの

ああ くずれてしまえ あとかたもなく 流されてゆく愛のかたち 

やさしい人ね あなたって人は 見ないふりしていたの 私のあやまち ...

 

 

同じ作りの2番の歌詞部分 

「ほほえんでいただけのなつかしい日々」 

「傷ついたその分 淋しい目をしてた」 

あなたはいつも微笑みを絶やさない人だったけど、

 (私の浮気に気付いた)その頃は、微笑んでいても目は淋しそうだった… 

という意味合いと同様に 上下が関連して直接つながっている内容と思います。 

なので 「見ないふりしていたの 私のあやまち」 

「ひとときの気まぐれ 通りすぎるまで」 を、

つなげて考えると 彼女のあやまちであるひとときの気まぐれが通りすぎるまで、

 彼は見ないふりをしていてくれた、となります。

浮気相手に対する彼女の一時の感情が冷めるまで、

 彼は気づいていながらも見ないふりをしていてくれた… 

「忘れてよ 忘れてよ 愛したことなど」の部分ですが、

 自分をとがめることをしない、そういう優しすぎる彼に、

罪深い彼女は耐えられなかった。 

自分は彼には似合わない、 

自分のような女のことは早く忘れてという強い思い…

優しすぎる性格の彼は、

見ないふりをして心が傷つき 彼女は罪悪感に加え、

そういう彼の姿勢に対しても心が傷つき もう、

いっそのことすべて崩れてなくなってしまえと、

 そういう辛さが歌詞全体に表れているようにも感じます。