隠れ歌♬火遊び~深夜劇場 | 春夏秋冬✦浪漫百景

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季節の移ろいの中で...
歌と画像で綴る心ときめく東京千夜一夜物語

火遊び

中条きよし「火遊び」

1975年1月

[作詞] – 山口洋子* [作曲] – 平尾昌晃*

中条 きよし(なかじょう きよし、本名:下村 清〈しもむら きよし〉、

1946年3月4日 - )は、日本の歌手、俳優、政治家である。

日本維新の会所属の参議院議員(1期)。岐阜県岐阜市出身。

現在は静岡県熱海市在住。

20代半ばで東京・赤坂にスナックを出店した。

1973年、オーディション番組『全日本歌謡選手権』に出場。

10週勝ち抜きのグランドチャンピオンとなった。

審査員の作詞家・小説家の山口洋子の後押しで、

審査員だった作曲家・平尾昌晃らの命名により芸名を中条きよしに変え、

山口が作詞し平尾が作曲した演歌「うそ」で1974年1月、

キャニオン・レコードから3度目(中条本人によればこれが正式)のデビュー。

150万枚の大ヒット。

 

深夜劇場

深夜劇場

1975年8月25日

作詞:吉田旺 作曲:浜圭介 編曲:馬飼野俊一

ふとなにげなく つけたテレビに 忘れもしない そうよあのひと
二度とかえらぬ あの日の彼が やさしい目をして 笑いかけてくる

 

頃ふたりは うれない役者と ちいさな酒場に つとめる女
仕事がなくて 呑んでは荒れる 彼と一緒に 幾度ないたやら

 

表紙のとれた 台本二冊 残してこの世 捨てたあのひと
わたしの中で ちいさないのち 育っていたこと 気づかないままで

 

あれから四年 日毎に似てくる 幼い笑顔が 心のささえ
あれがパパよと 指さすテレビ 彼の陽気な 顔がふりかえる

この歌のストーリー

役者としての才能に見切りをつけた男が自ら命を絶ったのか...

残された酒場づとめの女の胎内には男の子供が命を宿していた。

そして四年の月日が流れ子供も成長した頃、

ふとなにげなくテレビの深夜劇場をつけると、

この子の父親が陽気な顔でふりかえった...